次の図のような不整形地はどのように評価するのでしょうか。
近似整形地()を求め、隣接する整形地(
)と合わせて全体の整形地の価額の計算をしてから隣接する整形地(
)の価額を差し引いた価額を基として計算した価額に、不整形地補正率を乗じて評価します。
(計算例)
1 近似整形地()と隣接する整形地(
)を合わせた全体の整形地の奥行価格補正後の価額
2 隣接する整形地()の奥行価格補正後の価額
3 1の価額から2の価額を控除して求めた近似整形地()の奥行価格補正後の価額
4 近似整形地の奥行価格補正後の1平方メートル当たりの価額(不整形地の奥行価格補正後の1平方メートル当たりの価額)
5 不整形地補正率
6 評価額
(注意事項)
財産評価基本通達20
注記
令和6年8月1日現在の法令・通達等に基づいて作成しています。
この質疑事例は、照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答であり、必ずしも事案の内容の全部を表現したものではありませんから、納税者の方々が行う具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることがあることにご注意ください。