• ○ 国税庁では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成26事務年度においても積極的に取り組んでいきます。
  • ○ 平成25事務年度においては、4,177件(前年比101.4%)の調査を実施し、追徴税額は総額で103億円となっています。
  • ○ また、1件当たりの追徴税額は246万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額145万円の約1.7倍となっています。
○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 24事務年度 25事務年度   (参考)25事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 4,120 4,177 101.4 45,693
申告漏れ等の非違件数 3,201 3,281 102.5 39,216
申告漏れ所得金額 億円 342 311 91.1 3,702
追徴税額 億円 101 103 102.2 665
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 829 745 89.9 810
追徴税額 万円 244 246 100.8 145