• ○ 国税庁では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成25事務年度においても積極的に取り組んでいきます。
  • ○ 平成24事務年度においては、4,120件(前年比90.1%)の調査を実施し、追徴税額は総額で101億円となっています。
  • ○ また、1件当たりの追徴税額は244万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額142万円の約1.7倍となっています。
○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 23事務年度 24事務年度   (参考)24事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 4,572 4,120 90.1 46,418
申告漏れ等の非違件数 3,490 3,201 91.7 39,681
申告漏れ所得金額 億円 391 342 87.3 3,894
追徴税額 億円 120 101 84.1 661
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 856 829 96.8 839
追徴税額 万円 262 244 93.3 142