• ○ 国税庁では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、本事務年度においても積極的に取り組んでいきます。
  • ○ 平成23事務年度においては、4,572件(前年比95.4%)の調査を実施し、追徴税額は総額で120億円となっています。
  • ○ また、1件当たりの追徴税額は262万円で、所得税の実地調査1件当たりの追徴税額143万円の約1.8倍となっています。
○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 22事務年度 23事務年度   (参考)
23事務年度 実地調査
(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 4,793 4,572 95.4 57,861
申告漏れ等の非違件数 3,717 3,490 93.9 49,568
申告漏れ所得金額 億円 500 391 78.3 4,867
追徴税額 億円 149 120 80.0 830
一件当たり 申告漏れ
所得金額
万円 1,043 856 82.1 841
追徴税額 万円 312 262 83.9 143