○ 仙台国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成29事務年度においても積極的に取り組んでいます。

○ 平成28事務年度においては、107件(前年比110.3%)の調査を実施し、追徴税額は総額で2億6百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は193万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額138万円の約1.4倍となっています。

○ 富裕層に対する調査状況

(参考)
事務年度等 27事務年度 28事務年度     28事務年度実地調査
(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 97 107 110.3% 3,083
申告漏れ等の非違件数 73 93 127.4% 2,642
申告漏れ所得金額 百万円 491 521 106.1% 24,033
追徴税額 百万円 176 206 117.0% 4,261
1件当たり 申告漏れ所得金額 万円 506 487 96.2% 780
追徴税額 万円 182 193 106.0% 138