○ 名古屋国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に実地調査を実施しており、平成27事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成26事務年度においては、786件(前年比90.8%)の実地調査を実施し、追徴税額は総額で12億円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は150万円で、実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額112万円の約1.3倍となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 25事務年度 26事務年度   (参考)
項目 対前年比 26事務年度 実地調査
(特別・一般)全体
調査件数 866 786 90.8 6,261
申告漏れ等の非違件数 674 591 87.7 5,248
申告漏れ所得金額 百万円 3,122 4,499 144.1 43,056
追徴税額 百万円 1,136 1,175 103.4 6,988
一件当たり 申告漏れ所得金額 千円 3,605 5,725 158.8 6,877
追徴税額 千円 1,312 1,496 114.0 1,116