○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、本事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成23事務年度においては、565件(前年比92.6%)の調査を実施し、追徴税額は総額で19億円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は338万円で、所得税の実地調査1件当たりの追徴税額145万円の約2.3倍となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 22事務年度 23事務年度   (参考)23事務年度 実地調査(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 610 565 92.6 7,068
申告漏れ等の非違件数 518 472 91.1 6,273
申告漏れ所得金額 億円 58 58 99.5 653
追徴税額 億円 18 19 106.5 103
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 948 1,019 107.4 924
追徴税額 万円 294 338 114.9 145