1 法人税の調査事績の概要

  •  平成23事務年度においては、大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人15,609件(前年対比110.9%)について実地調査を実施しました。
  •  このうち、法人税の非違があった法人は11,656件(同109.1%)、その申告漏れ所得金額は、1,417億7百万円(同135.3%)、追徴税額は179億60百万円(同86.2%)となっています。

○ 法人税の実地調査の状況

事務年度等 22 23  
項目 前年対比(%)
実地調査件数 14,079 15,609 110.9
非違があった件数 10,681 11,656 109.1
申告漏れ所得金額 百万円 104,702 141,707 135.3
  うち不正所得金額 百万円 42,691 39,075 91.5
調査による追徴税額 百万円 20,843 17,960 86.2

平成14事務年度から平成23事務年度の法人税の申告漏れ所得金額の推移を表したグラフ

2 法人消費税の調査事績の概要

  •  法人消費税については、法人税との同時調査等として14,720件(前年対比110.5%)の実地調査を実施しました。
  •  このうち、消費税の非違があった法人は8,489件(同108.5%)、その追徴税額は43億77百万円(同97.8%)となっています。

○ 法人消費税の実地調査の状況

事務年度等 22 23  
項目 前年対比(%)
実地調査件数 13,318 14,720 110.5
非違があった件数 7,821 8,489 108.5
調査による追徴税額 百万円 4,474 4,377 97.8

(注) 調査による追徴税額には地方消費税(譲渡割額)を含む。

平成14事務年度から平成23事務年度の法人消費税の追徴税額の推移を表したグラフ