2010年9月

(注)第6回OECD税務長官会議(FTA)について

1 会議概要

 本年9月15日(水)〜16日(木)、トルコ共和国・イスタンブールにおいて、第6回OECD税務長官会議が開催され、42か国・地域の長官クラス等が参加した。我が国からは、川北国税庁長官が参加した。

【参考】FTAの概要
 FTA(OECD Forum on Tax Administration)は、税務行政の幅広い分野にわたって各国の知見・経験の共有やベストプラクティスの比較・検討を行う目的で、2002年にOECD租税委員会の下に設置されたフォーラムであり、OECD加盟国及び主要な非加盟国・地域の長官クラス等が参加している。

2 議題概要

 会議では、オフショア・コンプライアンスの向上、大企業のコーポレート・ガバナンスを通じた税務コンプライアンスの向上、税務当局間の一層の協力関係の構築等について議論された。

3 その他

 会合の締めくくりに当たり、議論を総括した声明(「イスタンブール声明」)が発表された。なお、次回会合は、2012年1月にブラジルで開催される予定。

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