国の収入と支出:税の学習コーナー●入門編 国の収入と支出 税って何だろう? わたしたちが納める税金は、合計するとどれくらいになるのでしょうか。 ■グラフをみてみましょう。 ●国に入ってくるお金(収入) 国に入ってくるお金は、税金が約6割、「公債金」といって国に借りているお金が約4割を占めています。 ●国に入ってくるお金(令和5年度当初予算)  総額 114兆3,812億円   税金など ― 約60.7%   公債金 ―― 約31.1%   そのほか ― 約8.1%  ※ 数字は四捨五入しています。 ●使われるお金(支出) 国や地方公共団体(都道府県や市区町村)は、入ってきたお金を使って、わたしたちのためにさまざまな活動をしています。 ●国が使うお金(令和5年度当初予算)  総額 114兆3,812億円   わたしたちの健康や生活を守るために ――――― 約32.3%   道路や住宅などの整備のために ―――――――― 約 5.3%   教育や科学技術をさかんにするために ――――― 約 4.7%   都道府県や市区町村の財政をおぎなうために ―― 約14.3%   国の借金を返したり利子を払ったりするために ― 約22.1%   そのほか ―――――――――――――――――― 約21.3%  ※ 数字は四捨五入しています。 ■税金は、わたしたちの暮らしのいろいろなところで使われています。 それでは身近な税金の使いみちについて調べてみましょう。 【言葉の意味】 公債金  「公債金」とは、国が借りて集めたお金(借金)のことをいいます。