少子・高齢化:税の学習コーナー[発展編]これからの社会と税 少子・高齢化 日本が抱える問題のひとつに「少子・高齢化」が挙げられます。 「少子・高齢化」が進むとどんな影響があるのでしょうか。 ■急速に進む高齢化 日本は、世界に例をみないほど急速に「高齢化」が進行しています。同時に、出生率の低下による「少子化」も進んでおり、21世紀半ばには、国民の2.5人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢化社会が到来することが予測されています。 ●65歳以上の対総人口比                          (単位%)  歴年  | 1965 | 1980 | 1995 | 2000 | 2005 | 2025 | 2050 ――――――――――――――――――――――――――――― 日本   | 6.3 | 9.1 | 14.6 | 17.4 | 20.2 | 30.0 | 37.7 ――――――――――――――――――――――――――――― ドイツ  | 12.5 | 15.6 | 15.5 | 16.4 | 18.8 | 24.1 | 30.7 ――――――――――――――――――――――――――――― フランス | 12.1 | 14.0 | 15.6 | 16.3 | 16.3 | 22.3 | 26.7 ――――――――――――――――――――――――――――― イギリス | 12.0 | 14.9 | 15.8 | 15.8 | 16.1 | 20.2 | 25.4 ――――――――――――――――――――――――――――― アメリカ | 9.5 | 11.2 | 12.4 | 12.3 | 12.3 | 18.7 | 22.1 20〜64歳人口の65歳以上の人口に対する比率  2000年 2025年 2050年 ―――――――――――――   3.6人  1.8人  1.3人 ○総人口に対して65歳以上の人口が占める割合を諸外国と比べたグラフです。 日本の高齢化が急速に進んでいることが読みとれます。 今の社会保障制度のまま放置した場合、年金や医療の負担が上昇を続け、将来の世代に大きな負担を残すことになります。 関連リンク 財務省(https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/index.html)