1. 平成12年度における酒税の税額は1兆 7,588億円(前年1兆 8,163億円)で、前年に比べて 575億円(伸び率△ 3.2%)減少している。
     また、販売(消費)数量は 952万kl (955万kl)で、前年に比べて 3万kl(△0.4%)減少している(第23表参照)。

    (第23表)酒税の税額、販売(消費)数量

    区分

    税額

    販売数量
    (消費)

     

    伸び率

     

    伸び率


    平成7年分
    8
    9
    10
    11
    12

    億円
    19,454
    19,561
    18,963
    18,378
    18,163
    17,588

    %
    △ 1.9
    0.6
    △ 3.1
    △ 3.1
    △ 1.2
    △ 3.2

    kリットル
    9,603,358
    9,657,200
    9,410,189
    9,455,556
    9,553,845
    9,519,513

    %
    △ 0.4
    0.6
    △ 2.6
    0.5
    1.0
    △ 0.4

  2. 税額を種類別に前年と比べると、しょうちゅうは1,492億円から 1,608億円(構成比 9.1%)へと 116億円(伸び率7.8%)、発泡酒は、1,472億円から、1,777億円(構成比10.1%)へと305億円(20.8%)増加している。
     これに対し、ビールは1兆 2,808億円から1兆 1,942億円(67.9%)へと 866億円(△6.8%)、清酒は 1,365億円から1,279億円(7.3%)へと86億円(△ 6.3%)、ウイスキー類は 470億円から 438億円( 2.5%)へと 32億円(△6.8%)、それぞれ減少している(第24図参照)。

    (第24図)種類別の税額

  3. 販売(消費)数量を種類別に前年と比べると、ビールは551万klから 519万kl(構成比54.5%)へと32万kl(伸び率△ 5.9%)減少、発泡酒は128万klから157万kl ( 16.5%) へと30万kl (23.2%) 増加している(第25図参照)。

    (第25図)種類別の販売(消費)数量

  4. 販売(消費)数量の伸びを、5年前(平成7年度)と比べると、しょうちゅう・果実酒類は増加しているが、その他は減少している(第26表参照)。

    (第26表)種類別販売(消費)数量の伸び

    区分

    清酒

    しょうちゅう

    ビール

    果実酒類

    ウィスキー類

     

    伸び率

     

    伸び率

     

    伸び率

     

    伸び率

     

    伸び率


    平成7年度
    8
    9
    10
    11
    12

    千kl
    1,262
    1,213
    1,122
    1,052
    1,029
    977

    %
    0.4
    △ 3.9
    △ 7.5
    △ 6.2
    △ 2.2
    △ 5.1

    千kl
    648
    690
    692
    689
    721
    734

    %
    6.8
    6.5
    2.9
    △ 0.5
    4.6
    1.8

    千kl
    6,744
    6,697
    6,330
    5,857
    5,508
    5,185

    %
    △ 4.4
    △ 0.7
    △ 5.5
    △ 7.5
    △ 6.0
    △ 5.9

    千kl
    157
    172
    239
    313
    293
    282

    %
    15.6
    9.6
    39.0
    31.1
    △ 6.4
    △ 3.7

    千kl
    191
    173
    164
    166
    157
    145

    %
    △ 6.9
    △ 9.4
    △ 5.2
    1.2
    △ 5.4
    △ 7.6