連結事業年度の意義
（問23）
連結事業年度とは、どのような期間をいいますか。
【回答】
連結事業年度とは、原則として、連結法人に係る連結親法人の事業年度開始の日からその終了の日までの期間をいいます。ただし、一定の法人における一定の期間については、連結事業年度に含まないこととされています。
【解説】
連結事業年度とは、原則として、連結法人の連結親法人事業年度（その連結法人に係る連結親法人の事業年度をいいます。以下同じです。）開始の日からその終了の日までの期間とされています（法15の2
）。
ただし、次の表の左欄に掲げる法人について、それぞれ右欄に掲げる期間（その末日が連結親法人事業年度終了の日である期間を除きます。）は、連結事業年度に含まれないこととされています（法15の2一から三）。
| 対象法人 | 対象期間 | |
|---|---|---|
| (1) | 連結親法人事業年度の中途において法人税法第4条の5第1項の規定により連結納税の承認を取り消された連結子法人 | その連結親法人事業年度開始の日からその取り消された日の前日までの期間 |
| (2) | 連結親法人事業年度の中途において解散（合併又は破産手続開始の決定による解散に限ります。）をし、又は残余財産が確定した連結子法人 | その連結親法人事業年度開始の日から解散の日（合併による解散の場合には、合併の日の前日）又は残余財産の確定の日までの期間 |
| (3) | 連結親法人事業年度の中途において連結親法人との間に連結完全支配関係を有しなくなった連結子法人（(1)及び(2)の法人を除きます。） | その連結親法人事業年度開始の日からその有しなくなった日の前日までの期間 |