皆様からお寄せいただきましたご意見・ご要望に係る令和4年度の主な取組状況を掲載しています。

〔項目〕

広報・情報提供

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
【電子申告のシステムエラーについて】
 電子申告に不具合が生じた場合、それが送信者側の問題なのか、国税庁側の問題なのかを即座に判断できるようにするため、システムエラーが生じた場合には、直ちに国税庁ホームページ等にその旨公表してほしい。
システム障害情報等につきましては、国税庁ホームページのトップページ(『緊急のお知らせ』欄)や国税庁公式Twitter等で速やかにアナウンスしております。

書類の様式・記載要領

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
「適格請求書発行事業者の登録通知書」に記載される「登録番号」について、ハイフンを入れずに、正しい表記にしてほしい。
 消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関する取扱通達2−3によれば、「登録番号」は、「法人番号及びその前に付されたローマ字の大文字のTにより構成されるもの」と定められている。
 インボイス制度に関するパンフレット等には、適格請求書の記載例などが掲載されており、いずれもハイフンのない「登録番号」が記載されている。
 税務署長名で発遣する通知書に記載する「登録番号」は、正しい表記とすべきである。
いただいたご意見に対しては、令和4年9月のシステムリリースにより改修を行う予定です。
【関与先名簿のデジタル化について】
 関与先名簿や使用人名簿などの提出について、e-Taxでの提出、さらに紙以外のPDFやcsvファイル、メールなどを用いた提出ができるよう利便性を高めてもらいたい。
いただいたご意見につきましては、令和4年9月より、e-TaxによるPDF形式での提出を可能としております。
庁HPの「様式検索」を利用して法人税の勘定科目内訳明細書を表示した場合、「勘定科目内訳明細書-2受取手形の内訳書」から「勘定科目内訳明細書-16 雑益、雑損失等の内訳書」については、選択した勘定科目に係る様式が単独で出力できる。
 一方、なぜか「勘定科目内訳明細書-1預貯金等の内訳書」のみ、「預貯金等の内訳書」を含めた全ての勘定科目に係る様式が出力されてしまうことから、「勘定科目内訳明細書-1預貯金等の内訳書」についても、他の様式と同様、単独で出力可能となるよう改善願いたい。
現状は、掲載方法の統一化が図れていないことから、「勘定科目内訳明細書-1預貯金等の内訳書」から「勘定科目内訳明細書-16 雑益、雑損失等の内訳書」をすべて削除の上、「勘定科目内訳明細書」として一本化し、改めて掲載いたします。
 なお、当該「勘定科目内訳明細書」においては、全ての勘定科目内訳明細書に係る様式が出力される形としております。

申告・納税手段の簡素化策

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
 e-Taxにおける添付書類のイメージデータの送信について、1回当たりのデータ容量を拡大してほしい。 令和5年5月から、添付書類のイメージデータを送信する際における、1回当たりのデータ容量が最大8.0MBから最大14.0MBに拡大されました。
(参考)「添付書類のイメージデータによる提出」について、送信容量を拡大しました。

その他

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
適格請求書発行事業者の登録申請書を提出後、登録通知をメールBOXで受信し、登録完了の確認がメールBOX内のみで出来るようシステム改善してほしい。 適格請求書発行事業者の登録通知について、事前に関与先の利用者識別番号に関連付けしたメールアドレスの登録を前提として、関与先の通知書等一覧に登録通知データが格納された段階でメールでお知らせをしています。
 関与先の利用者識別番号及び暗証番号の入力が必要ですが、登録通知データの確認が可能な仕組みを提供しています(マイナンバーカード等の電子証明書とパスワードによる認証は不要。)。
 今後、税制改正に基づき、令和6年4月以降、税理士がe-Taxで申請を行う際に通知を代理受領する旨の意思表示を行うことで、税務署からの電子通知を税理士が代理受領できるようにする予定であり、「更正の請求に伴う通知」、「加算税に係る賦課決定通知」、「適格請求書発行事業者の登録通知」などを対象とする予定です。
【確定申告書等作成コーナーの納税者ファイルのサポートについて】
 InternetExplorer(以下「IE」という。)のサポートが令和4年6月に終了し、確定申告書等作成コーナーでは推奨環境外となったが、IE環境で作成した納税者ファイルを引き続き利用できるようにしてほしい。
IE環境で作成した過去年分の保存データ(「.data」)については推奨環境で引き続き利用可能となっています。