皆様からお寄せいただきましたご意見・ご要望に係る令和3年度の主な取組状況を掲載しています。

〔項目〕

広報・情報提供

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
国税庁ホームページの「税の学習コーナー」については、改善の余地がある。ICT教育が進む中、子どもが自発的に学べるサイトとして充実させてほしい。
・全体的に教育者側に配慮したページとなっており、とっつきにくい。
・ページのトップがアンケートの協力依頼ではそれ以上に興味がわかない。
・上部のレベルごとの各編のノート型アイコンではクリックしづらい。クリックしても目次で文字の羅列では先に進まない。イラストなどを活用してクリックしやすい構成にすべきである。
・イラストもポンチ絵で粗末である。グラフなども文字が不鮮明で見づらい。

いただいたご意見をもとに、国税庁ホームページ「税の学習コーナー」トップページについて、アンケート協力依頼の位置を変更するほか、各トピックスの位置についても、子どもに配慮した配置に変更しました。

確定申告書を提出する際には個人番号を記載し、番号確認書類及び身元確認書類の提示又は写しの添付をすることになっているが、身元確認書類について「公的医療保険の被保険者証」とする場合に、国税庁のホームページ内の掲載場所によって、以下のとおり異なる説明になっているため、改善を要望する。

庁HP1:「公的医療保険の被保険者証」を1つ添付
庁HP2:「国民健康保険の被保険者証と年金手帳など写真付きでない身分証明書を2つ以上」
国税庁ホームページの「番号法令、国税庁告示における主な本人確認書類等」において、税務署に申告書などを提出する際に必要となる写真付きでない身分証明書は1つである旨を明記するなど、内容を一部修正しました。
GoogleChromeでのブックマーク使用時に国税庁のサイトを登録するとアイコンが設定されておらず、他のサイトと識別しづらい。e−Taxではイータ君が設定されている。
 国税庁でも「税に関するシンボルマーク」などで設定してほしい。
いただいたご意見をもとに、国税庁ホームページのアイコンを設置しました。

書類の配布・収受方法

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
予定納税額の通知について、郵送だけでなくe−Taxでも通知してほしい。
 所得税法第百六条において、納付すべき予定納税額の通知は「書面により」と定められているため、所得税法の改正等を含めて検討してほしい。
令和5年分からの所得税の予定納税額等の通知については、電子交付を希望する者に対して、e−Taxによる通知が可能となるようシステム改修を予定している。 (令和4年5月中に予定納税額通知の電子交付に関するリーフレットを国税庁ホームページで公開予定)

申告・納税手続の簡素化策

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
e−Taxの「青色決算書の入力」時の「減価償却費の計算」欄について、償却資産が多数ある場合や、別紙などで計算を行い計算額のみ入力する方法を用いた場合、送信前の確認画面では「減価償却資産の名称」欄に「別紙明細表のとおり」と表示されるのに対し、「送信票」には「別途に減価償却費の計算明細表を添付する」のような入力に連動した表示がされない。減価償却費の計算明細表の添付チェックの観点からも、送信表の表示は入力に連動するようにしてほしい。 ご指摘の件については、令和4年1月に公開を予定している令和3年分の確定申告書等作成コーナーにおいて、減価償却費の計算明細表の提出が必要な旨を送信票へ表示するよう対応予定です。

その他

寄せられたご意見・ご要望等 国税庁の取組
租税教室について、各児童・生徒には、学校用タブレットが配付されているので、それを活用した授業を行った方が良いと思う。
 学校用タブレットで使用できる「税金クイズ」などがあれば、生徒・児童自身がそれぞれ税金について考えることができるし、全国どこでも使用できると思うので、作成したら良いと思う。
国税庁においては、租税教育の充実を図るため、学校等のニーズや環境に即した教材を作成していく必要があると考えています。
 なお、いただいたご意見につきましては、今後の租税教育用教材の作成の参考とさせていただきます。