平成27年8月
高松国税局

国税収納 2年連続の増収(7年ぶりに1兆円を超える)

1 概況

平成26年度における四国の国税収納済額は、7年ぶりに1兆円を超えて、1兆287億77百万円となり、前年度9,984億45百万円に比べ、303億31百万円(3.0%)の増収となった。「2年連続の増収」

2 主要税目別の収納状況

(1)源泉所得税(「源泉所得税」及び「源泉所得税及び復興特別所得税」の合計)

収納済額は2,492億85百万円で、前年度2,611億11百万円に比べ、118億26百万円(4.5%)の減収となった。「2年ぶりの減収」

(注)復興特別所得税の収納済額は、おおむね51億16百万円である。

(2)申告所得税(「申告所得税」及び「申告所得税及び復興特別所得税」の合計)

収納済額は546億99百万円で、前年度528億7百万円に比べ、18億92百万円(3.6%)の増収となった。「2年連続の増収」

(注)復興特別所得税の収納済額は、おおむね10億84百万円である。

(3)法人税(「法人税」、「復興特別法人税」及び「地方法人税」の合計)

収納済額は1,938億15百万円で、前年度2,146億90百万円に比べ、208億74百万円(9.7%)の減収となった。「2年ぶりの減収」

(注)復興特別法人税の収納済額は、81億21百万円である。

(4)消費税及び地方消費税

収納済額は3,193億44百万円で、前年度2,283億92百万円に比べ、909億52百万円(39.8%)の増収となった。「4年ぶりの増収」

(5)主要税目の構成比

主要税目について、収納済額全体に占める構成比の高いものから順にみていくと、第一位は消費税及び地方消費税31.0%、第二位は源泉所得税24.2%、第三位は法人税18.8%となっている。

平成26年度 国税収納状況(四国計)

(単位:百万円、%)
  収納済額 前年対比 税目別構成比
平成26年度 平成25年度 増減額 平成26年度 平成25年度
直接税 源泉所得税 249,285 261,111 −11,826 95.5 24.2 26.2
申告所得税 54,699 52,807 1,892 103.6 5.3 5.3
法人税 193,815 214,690 −20,874 90.3 18.8 21.5
その他 29,795 31,285 −1,489 95.2 2.9 3.1
小計 527,595 559,892 −32,297 94.2 51.3 56.1
間接税 消費税及び地方消費税 319,344 228,392 90,952 139.8 31.0 22.9
酒税 16,236 17,027 −791 95.4 1.6 1.7
その他 165,602 193,134 −27,532 85.7 16.1 19.3
小計 501,182 438,553 62,628 114.3 48.7 43.9
合計 1,028,777 998,445 30,331 103.0 100.0 100.0
(注) 1 直接税の「その他」欄は相続税(贈与税含む)を示し、間接税の「その他」欄は、たばこ税及びたばこ特別税、電源開発促進税、揮発油税及び地方揮発油税、石油ガス税、自動車重量税、航空機燃料税、印紙税、登録免許税を示す。
2 本表における計数は、単位未満を四捨五入しているので、内容と小計又は合計が一致しない場合がある。

税目別構成比

平成26年度の高松国税局の税目別国税収納状況を表したグラフ