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平成25事務年度における法人税の申告事績の概要

申告所得金額、申告税額ともに3年連続増加

平成25事務年度における法人税の申告件数は約39千件で、その申告所得金額の総額は約3,302億円、申告税額の総額は約740億円と、前事務年度と比べ、それぞれ約660億円（25.0％）、約27億円（3.8％）増加し、3年連続の増加となりました。

（注）　平成25年4月1日から平成26年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成26年7月末までに申告があったものを集計したものです。

黒字申告割合は37.4％と3年連続上昇

黒字申告割合は37.4％となり、前事務年度に比べ2.9ポイント増加し、3年連続の上昇となりました。

【東日本大震災に伴う申告等の期限延長】
　東日本大震災の発生に伴い申告等の期限が延長されていた福島県の一部の地域については、申告等の期限が平成26年3月31日とされました。

（参考計表）　平成25事務年度における法人税等の申告事績

別表1

（注）　清算中法人を除く。

別表2

別表3

別表4

（注）　平成25年4月1日以降に開始し、平成26年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成26年7月末までに申告があったものを集計したものです。

平成25事務年度における源泉所得税等の課税事績の概要

源泉所得税等の税額は3年連続の増加

平成25事務年度における源泉所得税等の税額は約1,026億円で、前年度に比べ約117億円（12.8％）増加し、3年連続の増加となりました。これを主な所得についてみると、給与所得の税額は約72億円(9.3％)、配当所得の税額は約20億円(27.4％)増加しています。

（参考計表）　平成25事務年度における源泉所得税等の課税事績

別表1

別表2

（注）　平成25年1月1日以後に生ずる所得に係る税額から、復興特別所得税が含まれています。

平成25事務年度における法人税の調査事績の概要

法人税の申告漏れ所得金額の総額は約51億円

○　平成25事務年度においては、大口・悪質な不正計算が想定される法人など調査必要度が高い法人約8百件について実地調査を実施しました。

○　このうち、法人税について非違があった法人は約6百件、その申告漏れ所得金額は約51億円、追徴税額は約17億円となっています。

（参考計表）　平成25事務年度における法人税の調査事績

平成25事務年度における源泉所得税等の調査事績の概要

源泉所得税等の追徴税額は約2億円

○　平成25事務年度においては、約1千1百件の源泉徴収義務者について実地調査を実施しました。

○　このうち、源泉所得税等の非違があった源泉徴収義務者は3百件で、その追徴税額は約2億円となっています。

（注）　平成25年1月1日以後に生ずる所得に係る追徴税額から、復興特別所得税が含まれています。

（注）　追徴税額には、加算税を含む。