○ 仙台国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、本事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成24事務年度においては、80件(前年比727.3%)の調査を実施し、追徴税額は総額で2億5千万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は312万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額175万円の約1.8倍となっています。

○ 富裕層に対する調査状況

事務年度等 23事務年度 24事務年度   (参考)24事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 11 80 727.3 1,489
申告漏れ等の非違件数 11 61 554.5 1,259
申告漏れ所得金額 百万円 90 597 663.3 12,883
追徴税額 百万円 40 250 625.0 2,603
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 814 746 91.6 865
追徴税額 万円 359 312 86.9 175