○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成26事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成25事務年度においては、231件(前年比90.2%)の調査を実施し、追徴税額は総額で2億1千万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は91万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額87万円の約1.1倍となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 24事務年度 25事務年度   (参考)25事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 256 231 90.2 1,920
申告漏れ等の非違件数 175 157 89.7 1,572
申告漏れ所得金額 百万円 1,030 618 60.0 10,317
追徴税額 百万円 302 210 69.5 1,674
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 402 267 66.4 537
追徴税額 万円 118 91 77.1 87