○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成25事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成24事務年度においては、256件(前年比91.8%)の実地調査(特別・一般)を実施し、追徴税額は総額で3億2百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は118万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額90万円の約1.3倍となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 23事務年度 24事務年度   (参考)24事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 279 256 91.8 2,067
申告漏れ等の非違件数 197 175 88.8 1,750
申告漏れ所得金額 百万円 2,025 1,030 50.9 12,292
追徴税額 百万円 415 302 72.8 1,858
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 726 402 55.4 595
追徴税額 万円 149 118 79.2 90