1 概況

 当局管内の平成23年度租税収納状況は、別紙のとおりである。
 収納済額の総額は、1兆1,309億76百万円で前年度の1兆1,189億61百万円に比べ120億15百万円の増収となっている(前年比101.1%)。
 収納済額の構成比をみると、消費税及地方消費税(消費税を含む。以下同じ。)が28.0%と最も高く、次いで源泉所得税が25.0%、法人税が15.7%で、3税目で全体の70%近くを占めている。

2 主要税目の収納状況

  1. (1) 源泉所得税(前年比100.8%)
    収納済額は2,827億63百万円で、前年度に比べて23億38百万円の増収となっている。
  2. (2) 申告所得税(前年比103.5%)
    収納済額は710億04百万円で、前年度に比べて24億08百万円の増収となっている。
  3. (3) 法人税(前年比106.9%)
    収納済額は1,779億46百万円で、前年度に比べて114億83百万円の増収となっている。
  4. (4) 消費税及地方消費税(前年比96.8%)
    収納済額は3,165億61百万円で、前年度に比べて103億76百万円の減収となっている。

別紙

平成23年度 租税収納状況

区分 平成23年度 平成22年度
  構成比 対前年比 増減
源泉所得税 百万円
282,763

25.0

100.8
百万円
2,338
百万円
280,425
申告所得税 71,004 6.3 103.5 2,408 68,596
法人税 177,946 15.7 106.9 11,483 166,463
相続税 30,175 2.7 122.8 5,599 24,576
消費税及地方消費税 316,561 28.0 96.8 − 10,376 326,937
酒税 45,931 4.1 101.8 819 45,112
揮発油税及地方揮発油税 154,820 13.7 102.2 3,383 151,437
その他 51,776 4.5 93.4 − 3,639 55,415
合計 1,130,976 100.0 101.1 12,015 1,118,961

(注) 「消費税及地方消費税」には、「消費税」を含む。

【参考】収納済額の推移

平成14年から平成23年度の全税目の租税収納状況の推移を表したグラフ