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- 平成21年度 新酒鑑評会の概況(別添)
平成21年度新酒鑑評会 実施状況
1 開催目的
平成21年度に製造された清酒等の品質評価を行い、併せてその結果に基づき優秀な酒造技術を有すると認められる製造者を顕彰することにより、酒造技術の進歩・発展を促し、その結果市販酒類の品質向上を図り、酒類業の発達に資することを目的としています。
2 出品区分
出品区分は「道産米吟醸酒の部」、「吟醸酒の部」及び「純米酒の部」とし、計3区分で実施しました。
- (1)道産米吟醸酒の部
清酒の製法品質表示基準に基づき吟醸酒と表示できるもののうち、北海道産米を100%使用して製造したもの。
- (2)吟醸酒の部
清酒の製法品質表示基準に基づき吟醸酒と表示できるもの(上記(1)に該当する吟醸酒を含む。)。
- (3)純米酒の部
清酒の製法品質表示基準に基づき純米酒と表示できるもので精米歩合が55%以上のもの。なお、純米酒の品質の多様性を損なわずに適確な評価を行うため、次の2つに細区分しました。
- イ 酸度が1.8未満のもの
- ロ 酸度が1.8以上のもの
3 出品状況
出品区分 |
本年度 |
昨年度 |
出品場数 |
出品数 |
出品場数 |
出品数 |
道産米吟醸酒の部 |
8場 |
36 |
10場 |
40 |
吟醸酒の部 |
9場 |
37 |
11場 |
46 |
純米酒の部 |
11場 |
25 |
7場 |
14 |
新製品の部 |
− |
− |
2場 |
4 |
合計 |
実11場 |
98 |
実12場 |
104 |
(注) 出品場数と出品数が合わないのは、1製造場が道産米吟醸酒の部及び吟醸酒の部については5点、純米酒の部については8点(昨年度は4点)、新製品の部については3点まで出品できるためである。
4 品質評価
- (1)実施日
平成22年3月24日(水)〜3月25日(木)
- (2)場所
札幌国税局 鑑定官室
- (3)品質評価員
品質評価は、酒造技術指導機関職員及び清酒製造場製造担当者等の酒類の製造知識及び官能評価能力を有し、技術指導又は清酒製造等業務経験が3年以上ある者で鑑定官室長が評価を依頼した者及び鑑定官により行いました。
品質評価員の構成は別紙「平成21年度札幌国税局新酒鑑評会品質評価員名簿」のとおりです。
- (4)品質評価方法
品質評価には利き猪口を使用し、香味の特徴を詳細に記述するプロファイル法及び採点法により評価しました。
5 品質評価の結果
「平成21年度 新酒鑑評会の概況」中の「1 概要」に記載したとおりです。
6 賞状の授与
道産米吟醸酒の部、吟醸酒の部及び純米酒の部において、品質評価の結果上位(出品者の40%程度)となった出品酒の製造場に対して国税局長から賞状が授与されました。
7 製造技術研究会
- (1)開催日
平成22年4月7日(水)
- (2)開催場所
札幌第2合同庁舎9階講堂
- (3)参加者
清酒製造業の関係者(例年50名程)
- (4)内容
製造技術研究会は、出品者が出品酒類を互いに評価研究し、酒造技術の研さんを図ることを目的として開催しています。
全出品酒を並べて、金賞を受賞した出品酒にはその旨を表示しています。