• ○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成29事務年度においても積極的に取り組んでいます。
  • ○ 平成28事務年度においては、399件(前年比100.0%)の調査を実施し、追徴税額は総額で14億円となっています。
  • ○ また、1件当たりの追徴税額は348万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額173万円の約2倍となっています。
○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 27事務年度 28事務年度   (参考)
28事務年度 実地調査
(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 399 399 100.0% 7,491
申告漏れ等の非違件数 310 330 106.5% 6,683
申告漏れ所得金額 億円 51 45 88.2% 691
追徴税額 億円 9 14 155.6% 130
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 1,290 1,124 87.1% 922
追徴税額 万円 223 348 156.1% 173