• ○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成28事務年度においても積極的に取り組んでいます。
  • ○ 平成27事務年度においては、399件(前年比122.0%)の調査を実施し、追徴税額は総額で9億円となっています。
  • ○ また、1件当たりの追徴税額は223万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額159万円の約1.4倍となっています。
○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 26事務年度 27事務年度   (参考)
27事務年度 実地調査
(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 327 399 122.0 7,979
申告漏れ等の非違件数 257 310 120.6 6,886
申告漏れ所得金額 億円 51 51 100.0 700
追徴税額 億円 13 9 69.2 127
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 1,572 1,290 82.1 877
追徴税額 万円 395 223 56.5 159