徴収部
平成19年採用
私が所属する徴収部特別国税徴収官では、原則として1億円以上の超大口滞納事案や、国税局査察部などの調査で発生した悪質な脱税者の滞納事案を所掌しています。
時には数十人規模のプロジェクトチームを結成し、一斉に捜索や差押えを行うなど、組織力を生かして滞納整理に当たっています。
徴収事務を中心に様々な部署で幅広い経験をさせていただきましたが、どの部署でも上司や先輩に恵まれ、不安なときには背中を押していただきました。
ときには納税者から厳しい言葉や反発を受けることもありますが、「正直者には尊敬の的、悪徳者には畏怖の的」を胸に、何度も困難を乗り越えていくうちにやりがいを実感するようになりました。
国税の仕事は、税法や会計などの知識のほか、様々な場所に行き、状況に応じた調査・徴収を行う行動力も必要な仕事です。
活発でアクティブな皆さんとともに仕事できることを期待しています。
課税第二部
平成21年採用
私の所属する課税第二部資料調査課では、大口の脱税が見込まれる法人や、全国に事業展開している法人などの税務調査を行っています。
資料調査課の仕事は、任意調査の最高峰と言われており、大人数で取り組む調査のだいご味であるスピード感や組織力を体感しながら、日々仕事をしています。
採用されてから主に現場で法人税の調査をしてきました。周りの先輩・上司から熱心な指導を受け、失敗をしながらも少しずつ経験を積んできましたが、まだまだ未経験の業種や調査手法等があり、毎日が新しい発見で刺激にあふれています。
これからも、一つでも多くの知識や経験を習得できるよう、高い意識を持って仕事に取り組みたいと思っています。
国税専門官の仕事は、国の財政を支える重要な役割を担っています。
国税の職場でしか実践できない税務調査という仕事に少しでも興味をもたれた方は、是非選択肢の一つとして考えてみてください。
調査第一部
平成20年採用
私が所属する調査部は、原則として資本金1億円以上の大規模な法人に対する税務調査を行っています。
日本を代表する企業を訪問し、海外取引や金融取引など、専門性が要求される複雑な取引の解明等に果敢に取り組んでいます。
採用後、5年間税務署で勤務した後、現在の部署に配属されました。
採用当初は、税の知識もなく不安でしたが、充実した研修制度や経験豊富な先輩方の指導によりスキルアップできたと実感しています。
これに満足することなく、今後も向上心を持って仕事にチャレンジしていきたいと思います。
税務の仕事は、様々な経験を通じて自分の見識を高めることができるやりがいのある仕事です。
意欲ある皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
査察部
平成18年採用
通称「マルサ」と呼ばれる我々査察部は、申告納税制度を脅かす悪質な脱税者に対し、刑事罰を科すことを目的としています。
通常の税務調査と違い裁判官の令状による強制調査を行い、脱税の全貌を解明します。日々緊張の連続ですが、とてもやりがいのある仕事です。
採用後は、税務署の個人課税部門や総務課、そして国税局の査察部と様々な仕事に携わってきましたが、どの職場でも他では味わうことのできない貴重な経験ができました。
特に査察部での職務は、脱税という社会公共の敵に立ち向かう非常に責任の重い仕事であり、充実感とともに自らの成長を実感しています。
国税の仕事は決して楽な仕事とはいえませんが、その分得られる達成感や充実感は大きく、とてもやりがいのある職場です。
我々とともに脱税という巨悪に立ち向かいませんか。