平成19年度(平成19年4月〜平成20年3月)の沖縄国税事務所管内における全酒類の課税移出数量は80,930キロリットル(前年比100.2%)、課税額は12,791百万円(前年比99.4%)となっています。

≪各酒類別の状況≫

【泡盛】

課税移出数量 ・・・ 25,932キロリットル (前年比97.6%)
県内移出 ・・・ 19,277キロリットル (前年比97.9%)
県外移出 ・・・ 6,655キロリットル (前年比96.6%)
課税高 ・・・ 5,314百万円 (前年比98.4%)
県内移出 ・・・ 3,451百万円 (前年比99.1%)
県外移出 ・・・ 1,863百万円 (前年比97.2%)

【ビール】

課税移出数量 ・・・ 27,114キロリットル (前年比97.1%)
課税高 ・・・ 4,865百万円 (前年比97.3%)

【その他の酒類】

課税移出数量 ・・・ 27,884キロリットル (前年比106.3%)
課税高 ・・・ 2,612百万円 (前年比105.8%)

「全酒類」の課税移出数量が前年並みとなるなか、「その他の酒類」の課税移出数量が堅調な伸びをみせている。
 一方「泡盛」「ビール」の課税移出数量については未だ減少傾向が続いており、消費者嗜好の多様化が見受けられる。

≪参考≫

平成19年度の全酒類の課税移出数量(80,930キロリットル)は、本部町の「美ら海水族館」の巨大水槽「黒潮の海」(7,500立方メートル)を容器に見立てると、約11杯分に相当する量となります。

(表1)酒税課税高等状況

平成17年度から平成19年度の酒税課税高等状況の表。平成19年度、泡盛、数量25932キロリットル、課税高5314百万円、ビール数量、27114キロリットル、課題高4865百万円、その他の酒類 数量27884キロリットル、課税高2612百万円。

(注)

  • 1 課税高には、酒類販売業者が県外移出した分(沖縄復帰特別措置法による差額課税分)を含む。
  • 2 その他の酒類は、清酒、連続式蒸留しょうちゅう、単式蒸留しょうちゅう(泡盛を除く)、果実酒、甘味果実酒、スピリッツ、原料用アルコール、リキュール及び発泡酒の合計である。
  • 3 計数は、項目ごとに端数処理を行っており、必ずしも合計と一致しない。

(表2)泡盛の課税移出状況

平成17年度から平成19年度の泡盛の課税移出状況の表。平成19年度。県内19277キロリットル、課税高3451百万円、県外6655キロリットル、課題高1863百万円。

(注)

  • 1 課税高には、酒類販売業者が県外移出した分(沖縄復帰特別措置法による差額課税分)を含む。
  • 2 計数は、項目ごとに端数処理を行っている。