知覧税務署職員
プロフィール
  • 現所属:知覧税務署
     個人課税部門
  • 採用年:令和2年

この仕事を選んだ理由は?

 昔から公務員になりたいと思っていました。その中でも国税専門官は、国の財政基盤を支える重要な仕事であるところに魅力を感じ、この職場を志望しました。また、専門性の高い職場なので、研修制度が整っているところにも魅力を感じました。

現在の仕事内容は?

 所得税、消費税に関する相談や税務調査を行っています。税務調査では、納税者の自宅や事務所に出向き、帳簿や領収書等を確認し、話を聴き取るとともに申告内容が適正かどうかを調査しています。また、確定申告の時期には申告の相談や作成の対応を行っています。

職場の雰囲気は?

 普段からみんなで意見交換が活発に行われています。
 また、職場にはサークルもあり、サークル活動を通じて交流を深めることもできます。堅苦しい職場という印象を持たれがちですが、実際は活気と笑顔であふれている職場です。

専門官基礎研修とは?

 税務大学校で税法や社会人としての良識など、これから税務の職場で働く上で必要不可欠なことを習得します。私が研修を受講した際には、新型コロナウイルス感染症の影響で自宅でのオンライン研修となりましたが、税務署に配属されてからでも研修で学んだことを生かせています。

就職活動中の皆さんへ

 専門的な知識が必要な職場ですが、研修制度も充実していますので、不安に感じることはありません。
 また、困ったことがあっても、上司や先輩も相談すると、いつも優しく丁寧なサポートをしてくれます。税務の職場に少しでも興味がある方は是非一緒に働いてみませんか。


熊本東税務署職員
プロフィール
  • 現所属:熊本東税務署
     資産課税部門
  • 採用年:平成31年

この仕事を選んだ理由は?

 大学の公務員説明会において国税局職員による職場説明を受け、国税の職場なら充実した研修制度により高度な知識やスキルを身につけられる環境が整っていることを聞き、自分の能力を高めながら税務行政という形で社会に貢献することができると思い志望しました。

現在の仕事内容は?

 私が所属する資産課税部門では、相続税や贈与税、不動産や株式等の譲渡所得について、相談事務や調査事務を行っています。取り扱う税目は臨時・偶発的なものが多く、初めて申告する方が多いため、納税義務について認識してもらえるよう、分かりやすく丁寧に説明する必要があります。調査事務については、相手方からの聴き取りや資料を基に申告内容の誤りの有無を確認しています。

国税の職場のよいところは?

 税務職員として必要とされる知識の量は多いですが、その分、研修制度が充実しています。様々なカリキュラムが組まれており、受講することで自身の見識を深めることができます。そのため、意欲を持って取り組めば確実に成長でき、自身のスキルアップにもつながります。

専門官基礎研修とは?

 採用後、約3か月間にわたり、税法や簿記会計学等の基礎を学びます。これまで職場の第一線で多くの経験を積まれた教授の方々が講義を行い、細かく丁寧に教えてくださいます。そのため、税法等を初めて学習する方も安心して受講することができます。

就職活動中の皆さんへ

 国税の職場では、税法等の専門的な知識、納税者との対話力など様々な能力が求められます。大変な職場だと思いますが、充実した研修制度や経験豊富な先輩方のサポートがあるため、心配することはありません。
とてもやりがいのある仕事ですので、是非、国税専門官を志望してみてください。


延岡税務署職員
プロフィール
  • 現所属:延岡税務署
     法人課税第2部門
  • 採用年:平成29年

この仕事を選んだ理由は?

 公務員を目指し、試験勉強に励んでいたところ、国税専門官という仕事を知りました。充実した研修を通して身についた専門知識や経験を基に、国家の財政基盤をサポートしていくという使命感とやりがいを持って働ける職場に、魅力を感じ、志望しました。

現在の仕事内容は?

 私が所属する法人課税部門では、主に会社に対する税務調査を行っています。実際に調査先の会社に出向き、経営者から事業概況を聞き取りながら、提示を受けた帳簿書類等の検討を行うほか、事務所や倉庫等の現場も実際に見て、申告書の内容に誤りがないかを確認しています。

やりがいを感じるのはどんなとき?

 税務調査を通して、会社の経営者などと会話をする機会が多く、また多種多様な業種の納税者と接します。さまざまな納税者に対応すると、色々な価値観に触れることができるため、視野が広くなり、自分自身の成長を実感しながら仕事ができることに、非常にやりがいを感じます。

国税の職場のよいところは?

 国税の職場は、研修制度が充実しており、現場以外の部分でも成長を実感することができます。
 また、ライフスタイルの変化に応じた支援制度が充実しており、早出遅出勤務やフレックスタイム制など、多様な働き方を選択でき、安心して仕事に取り組むことができます。

就職活動中の皆さんへ

 税務の仕事は、高い専門知識が求められ、常に新しい情報を更新しながら業務にあたる必要があるため、大変な仕事だと思います。しかし、研修制度も非常に充実しており、経験豊富な上司先輩方のサポートもあるため、安心して続けていける職場だと思います。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。


八代税局職員
プロフィール
  • 現所属:八代税務署
     管理運営・徴収部門
  • 採用年:平成28年

この仕事を選んだ理由は?

 大学の公務員試験対策講座を受講し、初めて国税専門官という仕事を知りました。講座の中で、国税専門官になられた先輩方からお話を伺う機会があり、正義感と責任感を持って仕事に取り組んでいることを知り、自分も先輩方のように仕事をしたいと思い志望しました。

現在の仕事内容は?

 現在は、期限内納付指導、納期限までに税金を納付していない方に対しての納付指導、納税に誠意のない滞納者に対して差押え等の滞納処分を行っています。滞納処分は、納税者の権利・利益に強い影響を及ぼすことから、納税者の個々の実情に即して対応することが求められます。私が所属する八代税務署管内は、豪雨水害で被害に遭われた方も多いため、被災状況や資金繰り等を細かく聴取し、納税の緩和制度の適用も行っています。

やりがいを感じるのはどんなとき?

 滞納処分を行った際、滞納者から激しい抵抗を受けたことがありますが、粘り強く説明を行い、理解を得ることができました。その結果、滞納国税が全て納付されただけではなく、その後も自主的に納期限内に納付されるなど、誠意がない滞納者の意識を変え、前向きな納付姿勢に導けたときにはやりがいを感じます。

職場の雰囲気は?

 とても活気があり、風通しのよい職場だと思います。現場では、私のような若手職員でも責任のある仕事を任されており、自分で考え、判断して滞納処分等を行います。時には困難に直面することがありますが、上司や先輩方が親身になって相談に乗ってくださいます。

就職活動中の皆さんへ

 過去の私のように漠然と公務員を志望している方も多いのではないでしょうか。国税の職場は、国の財政基盤を担っているという使命感の下、組織一丸となって仕事をしており、他では味わえないやりがいや達成感があると思います。この魅力ある職場で一緒に働きませんか。