参考4(トピックス)

  • ○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成28事務年度においても積極的に取り組んでいます。
  • ○ 平成27事務年度においては、24件の調査を実施し、追徴税額は総額で1億400万円となっています。
  • ○ 1件当たりの追徴税額は435万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額は104万円の約4.2倍となっています。
  • ○ 海外取引などを行っている富裕層に対しては、平成27事務年度において5件の調査を実施しており、1件当たりの追徴税額は200万円となっています。

○ 富裕層に対する調査状況

(参考)
事務年度等 26事務
年度
27事務
年度
  27事務年度
実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 48 24 50.0 1,430
申告漏れ等の非違件数 39 24 61.5 1,264
申告漏れ所得金額 百万円 171 475 277.8 10,285
追徴税額 百万円 48 104 216.7 1,482
一件当たり 申告漏れ
所得金額
万円 357 1,978 554.1 719
追徴税額 万円 100 435 435.0 104

(参考) 海外取引をした富裕層に対する調査事績

事務年度等 26事務年度 27事務年度  
項目 対前年比
調査件数 12 5 41.7
申告漏れ等の非違件数 11 5 45.5
申告漏れ所得金額 百万円 120 53 44.2
追徴税額 百万円 29 10 34.5
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 1,000 1,060 106.0
追徴税額 万円 242 200 82.6