1. ホーム
2. 国税庁等について
3. 組織（国税局・税務署等）
4. 広島国税局
5. 報道発表資料
6. 平成28事務年度における相続税の調査の状況について

【岡山県】
平成29年11月
広島国税局

1　実地調査件数及び申告漏れ等の非違件数

相続税の実地調査は、平成26年に発生した相続を中心に、国税局及び税務署で収集した資料情報等から申告額が過少であると想定される事案や、申告義務があるにもかかわらず無申告と想定される事案等について実施しました。
　実地調査の件数は148件（平成27事務年度144件）、このうち申告漏れ等の非違があった件数は123件（平成27事務年度117件）で、非違割合は83.1％（平成27事務年度81.3％）となっています。

2　申告漏れ課税価格

申告漏れ課税価格は44億5千9百万円（平成27事務年度39億4千1百万円）で、実地調査1件当たりでは3,013万円（平成27事務年度2,737万円）となっています。

3　申告漏れ相続財産の金額の内訳

申告漏れ相続財産の金額の内訳は、現金・預貯金等20億6千8百万円（平成27事務年度12億9千3百万円）が最も多く、続いて有価証券5億1千3百万円（平成27事務年度3億1千1百万円）、土地4億8千4百万円（平成27事務年度4億7千4百万円）の順となっています。

4　追徴税額

追徴税額（加算税を含む。）は8億2千8百万円（平成27事務年度6億2千7百万円）で、実地調査1件当たりでは559万円（平成27事務年度435万円）となっています。

5　重加算税の賦課件数

重加算税の賦課件数は13件（平成27事務年度13件）、賦課割合は10.6％（平成27事務年度11.1％）となっています。

ページの先頭へ戻る

（別表）　相続税の調査事績

事務年度等			平成27事務年度	平成28事務年度
項目					対前事務年度比
	実地調査件数		件	件	％
			144	148	102.8
	申告漏れ等の非違件数		件	件	％
			117	123	105.1
	非違割合（/）		％	％	ポイント
			81.3	83.1	1.8
	重加算税賦課件数		件	件	％
			13	13	100.0
	重加算税賦課割合（/）		％	％	ポイント
			11.1	10.6	0.5
	申告漏れ課税価格(※)		百万円	百万円	％
			3,941	4,459	113.1
	のうち重加算税賦課対象		百万円	百万円	％
			476	970	203.8
	追徴税額	本税	百万円	百万円	％
			543	706	130.0
		加算税	百万円	百万円	％
			84	122	145.2
		合計	百万円	百万円	％
			627	828	132.1
	実地調査1件当たり	申告漏れ課税価格（※）（/）	万円	万円	％
			2,737	3,013	110.1
		追徴税額（/）	万円	万円	％
			435	559	128.5

（※）　「申告漏れ課税価格」は、申告漏れ相続財産額（相続時精算課税適用財産を含む。）から、被相続人の債務・葬式費用の額（調査による増減分）を控除し、相続開始前3年以内の被相続人から法定相続人等への生前贈与財産額（調査による増減分）を加えたものである。このため、付表1「申告漏れ相続財産の金額の推移」の金額と一致しない。

（付表1）　申告漏れ相続財産の金額の推移

（付表2）　申告漏れ相続財産の金額の構成比の推移