国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に実地調査を実施しており、平成27事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

平成26事務年度においては、319件(前年比118.1%)の実地調査を実施し、追徴税額は総額で547百万円となっています。

また、1件当たりの追徴税額は1,714千円となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 25事務年度 26事務年度   (参考)26事務年度実地調査(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 270319118.1%2,540
申告漏れ等の非違件数 209256122.5%2,199
申告漏れ所得金額 百万円 8472,352277.7%22,998
追徴税額 百万円 373547146.6%4,021
1件当たり 申告漏れ所得金額 千円 3,1387,372234.9%9,054
追徴税額 千円 1,3811,714124.1%1,583