○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に実地調査を実施しており、平成27事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成26事務年度においては、165件(前年比157.1%)の実地調査を実施し、追徴税額は総額で3億9千3百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は238万円で、実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額114万円の約2.1倍となっています。

○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 25事務年度 26事務年度   (参考)
26事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 105 165 157.1% 2,775
申告漏れ等の非違件数 74 127 171.6% 2,266
申告漏れ所得金額 百万円 990 1,130 114.1% 17,420
追徴税額 百万円 326 393 120.7% 3,169
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 943 685 72.6% 628
追徴税額 万円 310 238 76.8% 114