○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成26事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成25事務年度においては、105件(前年比77.2%)の調査を実施し、追徴税額は総額で3億2千6百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は310万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額118万円の約2.6倍となっています。

○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 24事務年度 25事務年度   (参考)25事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 136 105 77.2% 2,551
申告漏れ等の非違件数 111 74 66.7% 2,142
申告漏れ所得金額 百万円 561 990 176.5% 16,178
追徴税額 百万円 222 326 146.6% 3,000
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 413 943 228.6% 634
追徴税額 万円 163 310 190.0% 118