○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、本事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成24事務年度においては、136件(前年比95.8%)の調査を実施し、追徴税額は総額で2億2千2百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は163万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額111万円の約1.5倍となっています。

○ 富裕層に対する調査状況
事務年度等 23事務年度 24事務年度   (参考)24事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 142 136 95.8% 2,785
申告漏れ等の非違件数 116 111 95.7% 2,344
申告漏れ所得金額 百万円 1,483 561 37.8% 18,824
追徴税額 百万円 560 222 39.6% 3,093
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 1,045 413 39.5% 676
追徴税額 万円 394 163 41.4% 111