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- 第6回 国税審査分科会 議事要旨
1. 日時
平成20年3月19日(水)13時01分〜13時33分
2. 場所
国税庁第一会議室
3. 議題
4. 議事経過
- (1) 事務局から、国税不服審判所の概要及び最近の裁決事例について説明があり、概ね以下のような内容の質疑応答があった(以下の質疑応答は、発言順である。)。
- ○ 平成18会計年度の約3,000件の処理件数のうち、取消となった事件の割合はどのくらいか。また、裁決を経て裁判で争われる割合はどのくらいか。さらに、裁判で取消となった事件の割合はどのくらいか。
- → 年度によってバラツキがあるが、取消割合は処理件数全体の1〜2割程度である。また、裁決において一部取消、棄却又は却下となった件数のうち、訴訟が提起されるものも1〜2割程度であり、国側が敗訴した割合は数パーセントである。
- ○ 「審査請求」の1年以内の処理件数割合が3年連続して80%を超えているのは素晴らしいことであるが、何か工夫していることはあるか。
- → 事件の内容に応じ、争点整理表を作成し、当事者双方に提示するなどして争点を整理し、効率よく処理するよう努めている。
- ○ 「審査請求」事件で最近増えている種類としてどのようなものがあるか。
- → 徴収関係事件や国際的な租税回避スキームの事件が増加している。なお、推計課税の事件は減少している。
(注)○は委員の意見又は質問であり、→は事務局の回答である。