• ○ 従来から正しい申告と納税が行われるよう広報を行っていますが、提出された申告書を見るといろいろな誤りや書類の添付漏れが見受けられます(所得税の確定申告をe-Taxで行う場合、医療費の領収書や源泉徴収票等は、その記載内容を入力して送信することにより、提出又は提示を省略することができます。)。

誤りの例

  • ◇ 薬局で購入した日用品について医療費控除を適用
  • ◇ 生命保険会社や損害保険会社から支払を受ける医療費を補てんする保険金などを差し引きしないで医療費控除を適用
  • ◇ 地震等損害保険契約以外の保険料について地震保険料控除を適用(平成18年12月31日までに締結した長期損害保険契約等を除く。)

添付漏れが多い書類

  • ◇ 給与や年金の「源泉徴収票」(原本)
  • ◇ 医療費控除を受ける場合の領収書、おむつ使用証明書等
  • ◇ 住宅借入金等特別控除を受ける場合の住民票や登記事項証明書等

申告漏れが多い所得

  • ◇ 株式等の売却益に係る譲渡所得
  • ◇ 生命保険の満期返戻金等の一時所得
  • ◇ インターネットによるサイドビジネスなどで得た所得
  • ◇ 国外での資産運用益に係る所得(利子・配当・不動産・株式譲渡等)

その他の留意事項

  • ◇ 正しい申告と納税が期限内に行われなかった場合には、加算税が賦課される場合があるほか延滞税を併せて納付しなければなりませんのでご注意ください。
  • ◇ 提出いただいた申告書について、税務署から内容の確認のため、お問い合わせする場合もありますので、申告書には、日中連絡がとれる電話番号を記載願います。
  • ◇ 税理士でない者が税理士業務を行うことは、法律により禁止されていますので、税務相談や申告書の作成について依頼される場合は、登録のある税理士へご相談ください。

◆ 平成21年分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告について