配当控除 第一表23

控除の概要

 次の配当等に係る配当所得がある場合の控除

申告分離課税を選択したものなどは配当控除の適用はありません。

  • ●内国法人から支払を受ける配当
  • ●特定株式投資信託(外国株価指数に投資を行うものを除く。)及び特定証券投資信託の収益の分配
  • ●特定証券投資信託の収益の分配がある方は、下の計算欄を使用せず、『特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書』を使用して計算します。

参照:『特定証券投資信託に係る配当控除を受けられる方へ

計算欄

配当所得の金額
(配当控除の対象となるもの)
(第一表3欄の金額)

A
課税される所得金額 (第一表21欄の金額)

,000円

B
B − 1,000万円 (赤字のときは0円)

C
A − C (赤字のときは0円)

D
D × 0.1

E
A − D) × 0.05

F
配当控除額
E + F

G

設例

  • 内国法人から受ける配当
  • 配当所得の金額(配当控除の対象となるもの)A120,000
  • 課税される所得金額B2,087,000
  1. 1B2,087,000円 − 1,000万円 = △7,913,000円→C0
  2. 2A120,000円 − C0円 = D120,000
  3. 3D120,000円 × 0.1 = E12,000
  4. 4A120,000円 − D120,000円) × 0.05 = F0
  5. 5E12,000円 + F0円 = G12,000
配当控除額は、12,000円です。yajirushimaru_23

申告書の書き方

第一表

第一表 配当控除の記入例の図

23 ・・・ 計算欄Gの金額を転記します。