地震保険料控除 第一表9第二表9

控除の概要

 損害保険契約等について、あなたが支払った地震等損害部分の保険料(いわゆる契約者配当金を除く。)がある場合の控除

※ 平成18年12月31日までに締結した長期損害保険契約等(保険期間や共済期間が10年以上であって、満期返戻金を支払う旨の特約があり、かつ、平成19年1月1日以後契約の変更をしていないものなど)について、あなたが支払った保険料(旧長期損害保険料)がある場合を含みます。

 保険契約の区分は、損害保険会社等が発行する証明書に表示されています。

計算欄(保険契約の別に記入します。)

保険契約の別に証明された支払保険料 保険料の金額  
保険契約の区分 地震保険料のみの場合 (合計)

A
地震保険料と旧長期損害保険料の両方がある場合 地震保険料

B
旧長期損害保険料

C
旧長期損害保険料のみの場合 (合計)

D
A + B

E
C + D

F

sankaku_blk地震保険料控除額

Dの金額 〜10,000円

Dの金額

G
10,001円〜

D × 0.5 + 5,000円

(最高15,000円)

E + G

(最高5万円)

H
Fの金額 〜10,000円 Fの金額

 

I
10,001円〜

F × 0.5 + 5,000円

(最高15,000円)

A + I

(最高5万円)

J
地震保険料控除額
HJのいずれか多い方の金額)

 

K
  1. ※ 控除額の計算において算出した金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り上げても差し支えありません。

申告書の書き方

第一表
第一表 損害保険料控除の記入例の図

9 ・・・ 計算欄Kの金額を転記します。


第二表
第二表 損害保険料控除の記入例の図

●計算欄Kに計算欄Hの金額を記入したとき
「地震保険料の計」欄
 ・・・ 計算欄Eの金額を転記します。
「旧長期損害保険料の計」欄
 ・・・ 計算欄Dの金額を転記します。

●計算欄Kに計算欄Jの金額を記入したとき
「地震保険料の計」欄
 ・・・ 計算欄Aの金額を転記します。
「旧長期損害保険料の計」欄
 ・・・ 計算欄Fの金額を転記します。

※ 給与所得者が、既に年末調整でこの控除を受けた金額を記入する場合は、「源泉徴収票のとおり」と記入します。

設例

  • 支払った地震保険料A25,000
  • A25,000円(E) < 50,000円→H(J)25,000円(K)
  • 地震保険料控除額は、25,000円になります。yajirushimaru_9