少子・高齢化:税の学習コーナー●入門編 少子・高齢化 将来の税はどうなるの? 「少子・高齢化」って聞いたことはありますか。 これは日本の将来にとってとても重要な問題だといわれています。さっそく調べてみましょう。 ■どうして重要なのでしょうか。 ●「少子・高齢化」ってなに? 生まれてくる子どもの数が減り、お年寄り、つまり65歳以上の高齢者の数が増えていくことを「少子・高齢化」といいます。         2000年    2050年 ======================================  20〜64歳  7888万人 → 4873万人 ―――――――――――――――――――  65歳以上  2204万人 → 3841万人 ●税金に関係はあるの? 高齢者が増えると、税金が使われている医療や年金、介護などに必要なお金が増えていくことになります。しかし、高齢者の生活を支える若い人の数は減っていくと予想されていますので、今のままの税のしくみでは、わたしたちの生活を支えることが難しくなっていくのです。 この「少子・高齢化」は、わたしたちにとってとても大切な問題なのです。 2000年 ・老人1人に対し、成人(20〜64歳)3.6人 2050年 ・老人1人に対し、成人(20〜64歳)1.3人 ■では、これからの社会と税は、どのようになっていくのでしょうか。 【言葉の意味】 年金  年をとったときなども安心して暮らしていくため、国から受けとるお金です。 介護  お年寄りや病気になった人の世話をすることです。