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ホーム税について調べる酒税行政関係情報(お酒に関する情報)統計情報・各種資料清酒の製造状況等について平成26酒造年度における清酒の製造状況等について

平成28年3月
国税庁鑑定企画官

平成26酒造年度における清酒の製造状況等について

国税庁では、清酒製造業の健全な発達に資するために清酒の製造状況等の調査を行っています。調査の結果は清酒の製造管理上の指標として清酒製造業者に利用されています。平成26酒造年度(平成26年7月1日〜平成27年6月30日)における清酒の製造状況等については、別表「平成26酒造年度清酒製造状況等」のとおりです。

1 清酒の製造場数

調査対象場数(蔵置場を含む)1,867場のうち、回答場数は1,721場(回収率92.2%)であり、そのうち平成26酒造年度において清酒を製造した場数は1,225場で、前年度から11場減少しています。
 製造方法別の製造場数は、特定名称の清酒においては、純米酒1,054場(前年度1,040場)、純米吟醸酒1,097場(同1,077場)、吟醸酒913場(同920場)、本醸造酒858場(同874場)であり、特定名称の清酒以外の清酒は904場(同932場)です。
 これらの全体の製造場数に占める割合は、純米酒86.0%(前年度84.1%)、純米吟醸酒89.6%(同87.1%)、吟醸酒74.5%(同74.4%)、本醸造酒70.0%(同70.7%)、特定名称の清酒以外の清酒73.8%(同75.4%)となっています。

(注) 特定名称の清酒とは、純米酒、純米吟醸酒、吟醸酒及び本醸造酒のことをいいます。

2 清酒の製造数量

平成26酒造年度における清酒の製造数量(アルコール分20度換算数量)は、441,845キロリットル(対前年度比1.0%減)です。そのうち、特定名称の清酒の製造数量(アルコール分20度換算数量)は、167,124キロリットル(対前年度比7.7%増)となっています。
 特定名称の清酒の製造方法別の製造数量を前年度と比較すると、純米酒は対前年度比9.4%増、純米吟醸酒は同20.1%増、吟醸酒は同1.6%増、本醸造酒は同0.3%減です。
 なお、製造方法別の製造数量(アルコール分20度換算数量)の推移は表1及び図1のとおりです。

3 原料米の使用数量等

平成26酒造年度における清酒用原料米は、玄米としては248,019トン(対前年度比2.0%増)、白米としては163,519トン(同0.3%増)が使用されています。原料米使用数量の推移は表2及び図2のとおりです。
 また、精米歩合は65.4%(前年度66.2%)で、その推移は表3及び図3のとおりです。

4 原料用アルコールの使用数量

平成26酒造年度の清酒製造に使用された原料用アルコールの数量(アルコール分100度換算数量)は26,201キロリットル(対前年度比5.4%減)で、白米1トン当たりに換算すると160.2l(同5.7%減)となります。原料用アルコールの使用数量の推移は表4及び図4のとおりです。

表1 製造方法別製造数量(アルコール分20度換算)の推移
酒造年度 22 23 24 25 26  
区分 前年度比
純米酒 キロリットル キロリットル キロリットル キロリットル キロリットル
(10.4) (10.5) (10.7) (11.3) (12.5)  
45,512 47,259 47,745 50,647 55,398 109.4
純米吟醸酒 (5.7) (6.2) (7.0) (7.8) (9.5)  
25,211 27,772 31,245 35,020 42,063 120.1
吟醸酒 (3.8) (4.3) (4.7) (4.9) (5.0)  
16,544 19,179 20,745 21,761 22,105 101.6
本醸造酒 (11.5) (10.8) (11.2) (10.7) (10.8)  
50,565 48,666 50,113 47,718 47,558 99.7
(特定名称の清酒)
小計
(31.4) (31.8) (33.6) (34.8) (37.8)  
137,833 142,875 149,848 155,145 167,124 107.7
特定名称以外の清酒 (68.6) (68.2) (66.4) (65.2) (62.2)  
301,818 306,296 295,868 291,290 274,721 94.3
合計 (100.0) (100.0) (100.0) (100.0) (100.0)  
439,651 449,171 445,716 446,435 441,845 99.0
(注) 1. ( )書は、構成比(%)です。
2. 集計値の端数処理の関係で、各値の合計が合計値と異なる場合があります。

図1 製造方法別製造数量の推移

図1 製造方法別製造数量の推移

表2 原料米使用数量の推移
酒造年度 22 23 24 25 26  
区分 前年度比
玄米 トン トン トン トン トン
232,421 237,791 241,160 243,217 248,019 102.0
白米 157,521 160,801 162,127 163,057 163,519 100.3

図2 原料米使用数量の推移

図2 原料米使用数量の推移

表3 精米歩合の推移
酒造年度 22 23 24 25 26
区分
純米酒
65.9 65.5 65.3 65.4 65.5
純米吟醸酒 51.7 51.7 51.2 51.3 51.1
吟醸酒 50.1 50.6 50.2 49.9 49.8
本醸造酒 64.6 65.1 65.1 65.0 65.3
特定名称以外の清酒 73.6 73.7 73.8 74.3 73.9
全体 67.1 66.9 66.3 66.2 65.4

図3 精米歩合の推移

図3 精米歩合の推移

表4 原料用アルコールの使用数量(アルコール分100度換算)の推移
酒造年度 22 23 24 25 26  
区分 前年度比
使用数量 キロリットル キロリットル キロリットル キロリットル キロリットル
28,614 28,902 28,070 27,690 26,201 94.6
白米1トン当たり使用数量 リットル リットル リットル リットル リットル
181.7 179.7 173.1 169.8 160.2 94.4

図4 白米1トン当たりの原料用アルコール使用数量の推移

図4 白米1t当たりの原料用アルコールの使用数量の推移

別表

平成26酒造年度清酒製造状況等

区分 製造場数 製成清酒 製成かす 使用原料
実数 平均アルコール分 日本酒度合計 平均日本酒度 実数 アルコール又はしょうちゅう
  純アル数量 (玄米) 白米 (純アル数量) 白米1トン当たり
純米酒 キロリットル キロリットル 千度 トン トン トン キロリットル リットル
1,054 61,529 11,080 18.0 87,316 1.4 7,822 43,819 28,703 - -
純米吟醸酒 1,097 48,265 8,413 17.4 67,922 1.4 7,850 44,327 22,642 - -
吟醸酒 913 23,532 4,421 18.8 84,566 3.6 3,392 19,366 9,638 977 101.4
本醸造酒 858 48,057 9,512 19.8 166,395 3.5 5,435 30,118 19,670 2,196 111.7
特定名称の清酒以外の清酒 904 269,275 54,944 20.4 248,040 0.9 16,756 110,388 82,866 23,027 277.9
全体 1,225 450,658 88,369 19.6 653,340 1.4 41,255 248,019 163,519 26,201 160.2

区分 使用原料 各種歩合
糖類 酸類 清酒かす 清酒 精米歩合 かす歩合
ぶどう糖 水あめ 乳酸 こはく酸 くえん酸 りんご酸 実数 純アル数量
純米酒 キログラム キログラム キログラム キログラム キログラム キログラム トン キロリットル キロリットル
- - - - - - - - - 65.5 27.3
純米吟醸酒 - - - - - - - - - 51.1 34.7
吟醸酒 - - - - - - - - - 49.8 35.2
本醸造酒 - - - - - - - - - 65.3 27.6
特定名称の清酒以外の清酒 961,286 3,399,904 11,603 10,775 3,180 899 31 36 6 73.9 20.2
全体 961,286 3,399,904 11,603 10,775 3,180 899 31 36 6 65.4 25.2
(注) 1. 集計値の端数処理の関係で、各値の合計が合計値と異なる場合があります。
2. 純アル数量とは、製成清酒(実数)に含まれるアルコール分(100度換算)の数量をいいます。
3. 日本酒度とは清酒の比重を表す指標です。
4. 「日本酒度合計」は、日本酒度×製成数量(リットル)の累計です。
5. 精米歩合とは、玄米からぬか、胚芽等の表層部を取り去った状態の米の、その玄米に対する重量の割合をいいます。