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平成29年酒類鑑評会結果

1 酒類鑑評会の趣旨

熊本国税局では、管内(熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)で製造された清酒及び本格焼酎の品質評価等を行い、その結果に基づき特に優秀な酒類製造技術を有すると認められた酒類製造者及び杜氏等製造責任者を顕彰することにより、酒類製造技術基盤の強化及び酒類の品質向上を図り、もって酒類業の健全な発達に資することを目的として、毎年酒類鑑評会を開催しています。

2 出品酒

熊本国税局管内で製造された清酒及び本格焼酎を対象に、次の部門等で実施しました。
なお、酒造年度とは、7月1日〜翌年6月30日の期間をいいます。

(1)清酒

出品区分 特定名称 製造時期 1場あたり出品可能点数
熊本酵母吟醸酒の部 吟醸酒 平成28酒造年度 各区分5点以内かつ
両区分合わせて6点以内
その他の吟醸酒の部
燗酒の部 問いません 問いません 問いません
  • (注)燗酒の部は表彰の対象外です。

(2)本格焼酎

出品区分 原料区分 製造時期 1場あたり出品可能点数
一般酒の部 甘藷 平成28酒造年度 原則として、各原料区分につき2点以内かつ全区分合わせて7点以内
平成28年1月以降
黒糖
そば・その他
貯蔵酒の部 - 平成27年12月以前 問いません
  • (注1)製造の都合上、甘藷以外の原料区分の本格焼酎は、平成28年1月から6月に製造したものも含めて出品可能としています。
  • (注2)貯蔵酒の部は表彰の対象外です。

3 品質評価

品質評価は、予審及び決審の2段階に分けて、次の日程により熊本国税局鑑定官室において実施しました。

(1) 日程

  清酒 本格焼酎
予審 3月16日(木) 2月28日(火)、3月1日(水)、2日(木)及び3日(金)
決審 3月22日(水) 3月23日(木)及び24日(金)

(2) 品質評価会 品質評価員名簿(清酒部門 本格焼酎部門

国税局鑑定官室員のほか、管内酒造技術指導機関職員、独立行政法人酒類総合研究所職員、学識経験者及び酒造組合から推薦を受けた者等に依頼して品質評価を行いました。
清酒部門は、予審14名、決審15名の品質評価員により実施しました。
本格焼酎部門は、予審はA班(甘藷、黒糖)13名、B班(米、麦、そば・その他)14名の品質評価員で実施し、決審はA班15名、B班14名の品質評価員で実施しました。

(3) 品質評価方法等

品質評価は各区分及び蒸留方法等ごとにランダムに並べ、品質評価員が評価する出品酒の製造者名等がわからない状態で行いました。
予審は、製造・貯蔵工程中に発生したと考えられる香味の欠点がない酒を評価しました。決審は、香・味・調和の優劣を評価しました。
○清酒部門
画像:清酒の部品、質評価の様子
○本格焼酎部門
画像:本格焼酎の部、品質評価の様子

4 結果

品質評価の結果、上位であった出品酒を優等賞としました。出品及び優等賞の状況は以下のとおりです。

(1) 出品及び優等賞

部門 区分 出品場数 出品点数
総数 内 優等賞 総数 内 優等賞
清酒 熊本酵母吟醸酒の部 19 8 76 9
その他の吟醸酒の部 11 4 33 7
燗酒の部 9 - 13 -
本格焼酎 甘藷 118 49 279 73
33 14 65 18
65 28 141 43
黒糖 18 7 34 7
そば・その他 8 3 11 4
貯蔵酒の部 9 - 10 -
  • (注)燗酒の部及び貯蔵酒の部は表彰の対象外です。

(2) 本格焼酎部門の県別出品及び優等賞

  甘藷 黒糖 そば・その他 合 計
熊本 出品場数 8 22 8 - - 38
優等賞場数 1 11 - - - 12
大分 出品場数 2 2 21 - 1 26
優等賞場数 1 - 15 - 1 17
宮崎 出品場数 28 2 14 - 7 51
優等賞場数 11 - 5 - 2 18
鹿児島 出品場数 80 7 22 18 - 127
優等賞場数 36 3 8 7 - 54
全管 出品場数 118 33 65 18 8 242
優等賞場数 49 14 28 7 3 101

5 優等賞名簿

6 本年鑑評会出品酒の特徴

(1) 清酒

熊本酵母の吟醸酒は、吟醸酒固有の芳香が感じられ上品な甘味と豊かな旨味を兼ね備え、切れの良い深い味わいの酒が多く、優れた出来栄えに仕上げられていました。
その他の酵母の吟醸酒は、芳醇で華やかな香りと淡麗で甘味のある、調和の良いものが多く、素晴らしい出来栄えとなっていました。

(2) 本格焼酎

いずれの原料においても高レベルな酒質に仕上がっていました。
特に原料や製造の特性を活かした酒質のものが多く、本格焼酎の香味の多様性を伺える出品酒が並びました。