ここから本文です。

ホーム活動報告・発表・統計審議会・研究会等>第3回 国税審議会 議事録(1)

第3回 国税審議会 議事録(1)

日時: 平成14年1月23日 10:30〜11:47

場所: 国税庁第一会議室

出席者: 

国税審議会委員  貝塚会長  田島会長代理
   今井委員  岡野委員
   尾崎委員  笠井委員
   北村(敬)委員  北村(節)委員
   幸田委員  立石委員
   辻山委員  浜 委員
   平岩委員  宮崎委員
   宮島委員  森 委員
   吉澤委員  
国税庁  尾原国税庁長官
   福田国税庁次長
   岡田審議官
   大西審議官
   村上課税部長
   余田徴収部長
   東調査査察部長
   小武山総務課長
   谷口人事課長
   戸田酒税課長
国税不服審判所  島内国税不服審判所長
   後藤国税不服審判所次長

会長
 それでは、定刻になりましたので始めさせていただきます。
 第3回国税審議会を開催いたします。
 本日は、委員の皆様方には大変お忙しいところ、朝早くから御出席いただきましてありがとうございます。
 本日は16名の委員の方に御出席いただいておりますので、過半数ということで本会は有効に成立いたしております。
 幸田委員は、まだお見えになっておりませんが、御出席の予定でございます。
 なお、島上委員、水野委員、八木委員におかれましては御都合により御欠席でございます。
 また、国税庁の福田次長は国会の業務のため外出中でありますが、戻り次第、出席されるということであります。
 まず、委員の任命に関する報告でございますが、既に文書でお知らせしてございますが、昨年11月15日付で東京大学大学院経済学研究科の宮島洋教授が新たに国税審議会の委員に任命され、国税審査分科会に所属していただくことになっておりますので、ここで御紹介いたします。

宮島委員
 宮島でございます。
 私、何分、多忙に取り紛れておりまして、なるべく今後も時間を調整して出席したいと思っておりますが、御迷惑をおかけするかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。

会長
 会議に先立ちまして、国税庁の尾原長官から一言、御報告がございます。よろしくお願いします。

長官
 議事に入ります前に、先般、大きく報道されました元国税局長の脱税事件について御報告させていただきたいと思います。
 既に御承知のとおりかと思いますが、1月10日、東京国税局は濱田常吉元税理士、元札幌国税局長であったわけですが、同人を所得税法違反の疑いで東京地方検察庁に告発し、同じ日に東京地方検察庁が逮捕ということになっております。
 この濱田元税理士でございますが、都内に事務所を置いて税理士業務を営んでいたわけでありますが、売上げを除外するというような方法によりまして、平成9年から12年までの4年間の所得、合計約7億4,000万円を秘匿し、所得税合計約2億5,000万円を免れていたというものであります。
 今回の事件でございますが、既に退職した者が起こしたこととは言いましても、長年、税務の職場に勤務して国税局長まで経験した者が自身の脱税で国税当局に告発された上、検察当局に逮捕されたというもので、まさに我々として裏切られた思いであり、大変残念に思っているわけです。
 ただ、今回の事件は、東京国税局において査察調査を実施いたしまして告発を行ったものでございます。国税当局は課税上問題があると認められた者に対しましては、その社会的地位・経歴等のいかんにかかわらず、法令に基づいて厳正に対処すべく努力をしているところでございます。
 また、当庁といたしましては、今回の事件が税務行政に対する信頼を損ないかねないということを重く受け止めまして、先週16日には臨時の全国国税局長会議を開催いたしまして、適正・公平な課税の実現など、税務行政に対する信頼の確保のため、今後どうしたらいいかということについて議論を行ったわけでございます。
 その会議におきまして、職員の綱紀保持の徹底を図るとともに士気の維持に努めまして、適正な税務執行に対していささかの疑念も生じないよう厳正な執行を行うことにより、税務行政に対する国民の皆様の信頼の確保に全力を挙げていくと、そのための努力をしていくということを確認いたしまして、その旨を職員全員に徹底するということにしたわけでございます。
 国税当局としましては、今申し上げましたような努力を一つ一つ積み重ねることにより、税務行政に対する国民の皆様の信頼の確保、期待に応えてまいりたいと考えております。
 残念な事件ですが、冒頭、御報告させていただきました。

次ページへつづく→