1　平成23事務年度における法人税の申告事績の概要

申告所得金額、申告税額は、いずれも2年連続増加

　平成23事務年度における法人税の申告件数は276万3千件で、その申告所得金額の総額は37兆2,883億円、申告税額の総額は9兆5,352億円と、前年度に比べ、それぞれ1兆1,047億円(3.1％)、1,496億円（1.6％)増加し、2年連続の増加となりました。

(注)　平成23年4月1日から平成24年3月31日までに終了した事業年度に係る申告について、平成24年7月末までに申告があったものを集計したものです。

(注)　各年4月から翌年3月末までに事業年度が終了した法人のうち、翌年7月末までに申告のあったものを対象とする。

申告所得金額の推移のグラフ

※　平成19事務年度以前は、その年の7月1日から翌年6月30日までに申告期限が到来し、申告のあったものを集計しています。

　黒字申告割合は25.9％となり、過去最低であった前年度に比べ0.7ポイント増加し、4年ぶりに上昇となりました。

(注)　各年4月から翌年3月末までに事業年度が終了した法人のうち、翌年7月末までに申告のあったものを対象とする。

黒字申告割合の推移のグラフ

　平成23年度における法人税申告のe-Tax利用件数は152万1千件となっており、前年度に比べ、16万6千件（12.3％）増加しました。

　e-Tax（国税電子申告・納税システム）は、納税者の皆様の利便性の向上と国税庁等の行政運営の効率化に資することから、国税庁では、今後ともe-Taxの使い勝手の向上に努め、e-Taxの一層の普及及び定着に向けて取り組んでまいります。