ここから本文です。

ホーム広島国税局報道発表資料(プレスリリース)目次>平成20年広島国税局清酒鑑評会の結果について

平成20年広島国税局清酒鑑評会の結果について

平成20年11月13日
広島国税局

1 概要

 広島国税局は、管内5県にある清酒製造者の酒造技術の進歩・発展のために清酒鑑評会を開催しました。その結果、出品232点のうち91点を優等賞として選び、本日の表彰式において表彰状を授与いたします。優等賞受賞者は、別紙1「広島国税局清酒鑑評会優等賞受賞者名簿」のとおりです。
 優等賞受賞酒には、特に香味のバランスや後味のキレに優れ、技術力を高く評価されたものが選ばれています。
 また、本日行われる製造技術研究会では、今後の参考にするために清酒製造関係者が出品酒をきき酒します。
 なお、詳細は、「2 開催目的」から「8 製造技術研究会」のとおりです。

2 開催目的

広島国税局清酒鑑評会は、管内の清酒の品質評価を行い、併せてその結果に基づき優秀な製造技術を有すると認められる製造者を顕彰することにより、酒造技術の進歩・発展を促し、管内の清酒の品質向上を図り、もって酒類業の発達に資することを目的とします。

3 評価区分

 評価区分は、吟醸酒の部、純米吟醸酒の部、純米酒の部及び本醸造酒の部の4区分です。なお、純米吟醸酒の部は本年から新たに設けました。
 各区分の出品酒の内容は、次のとおりです。

  • (1) 吟醸酒の部
     平成19酒造年度(平成19年7月1日から平成20年6月30日まで)に自己の製造場で製成した吟醸酒(大吟醸酒、純米吟醸酒及び純米大吟醸酒を含む。)の原酒です。
  • (2) 純米吟醸酒の部
     自己の製造場で製成した純米吟醸酒で、商品ラベルに「純米吟醸」又は「純米大吟醸」と表記している市販製品です。
  • (3) 純米酒の部
     自己の製造場で製成した純米酒で、商品ラベルに「純米」又は「特別純米」と表記している市販製品です。ただし、「吟醸」あるいは「大吟醸」と表記している製品は除きます。
  • (4) 本醸造酒の部
     自己の製造場で製成した本醸造酒で、商品ラベルに「本醸造」又は「特別本醸造」と表記している市販製品です。

4 出品点数

各製造者は、上の4つの区分のうち3つの区分に出品できることとしました。複数の製造場を持つ製造者は、吟醸酒の部では、製造場ごとに出品できます。

5 品質評価

 品質評価は、専門家による官能評価(いわゆる『きき酒』)により行いました。
 まず、一度目はすべての出品酒について評価を行い(予審)、その結果が比較的良かったものに絞り込んで二度目の評価を行っています(決審)。

  • (1) 日時
  • 予審:平成20年10月20日(月)、21日(火)
  • 決審:平成20年10月23日(木)、24日(金)
  • (2) 場所
     広島国税局 鑑定試験室
  • (3) 品質評価員
     独立行政法人酒類総合研究所、中国地方各県酒造技術指導機関の職員、清酒の製造・流通関係者及び当局鑑定官など清酒の製造技術に詳しく、官能評価に優れた者で評価を行いました。
     評価員の構成等については、別紙2「平成20年広島国税局清酒鑑評会品質評価員名簿」のとおりです。
  • (4) 品質評価方法
     品質評価は、清酒の製造技術に詳しく官能評価に優れた専門家により官能評価(いわゆる『きき酒』)を行い、単に個人的に美味しいとか好き嫌いではなく、技術的な観点から、香りや味の構成要素及びそれらのバランス、さらにそれがもたらされた製造技術上の要因等について考察、評価しました。
     なお、官能評価の際、吟醸酒と純米吟醸酒はすべて室温で行いましたが、純米酒と本醸造酒はお燗で飲まれる機会も多いことから、製造者の希望により、室温(約20℃)で評価するかお燗(約40℃)で評価するかを選択できるようにしました。

6 審査結果

 吟醸酒の部の出品数は87点、純米吟醸酒の部は56点、純米酒の部は64点、本醸造酒の部は25点で、合計は232点でした。このうち、品質評価の成績が上位である吟醸酒の部35点、純米吟醸酒の部22点、純米酒の部25点、本醸造酒の部9点のあわせて91点を優等賞としました。
 出品数の県別内訳等については別紙3「平成20年広島国税局清酒鑑評会出品及び入賞状況表」、本年度の出品酒の特徴等については別紙4「平成20年広島国税局清酒鑑評会審査報告」、優等賞受賞者については別紙1「平成20年広島国税局清酒鑑評会優等賞受賞者名簿」のとおりです。

7 表彰式

  • (1) 日時
     平成20年11月13日(木) 午前10時から午前10時50分
  • (2) 場所
     広島合同庁舎1号館付属棟2階 大会議室
  • (3) 出席者
     優等賞受賞者等
  • (4) 内容
     鑑評会審査講評、賞状授与等

8 製造技術研究会

  • (1) 日時
     平成20年11月13日(木) 午前11時から午後1時30分
  • (2) 場所
     広島合同庁舎4号館2階 第11会議室
  • (3) 参加者
     酒造会社社員、杜氏、研究者など清酒製造業に関係する者(概ね200名)
  • (4) 内容
     清酒製造関係者に対して、鑑評会の出品酒をきき酒し、研究する機会を設けることにより、今後の酒造技術の向上に役立ててもらうことを目的に行っています。
     すべての出品酒を陳列し、きき酒できるようにしています。優等賞受賞酒はその旨表示しています。
     また、純米酒及び本醸造酒のうち燗による評価を行ったものは燗酒で陳列しています。