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平成29年酒類鑑評会について

1 概要

当局では、管内(福岡県、佐賀県、長崎県)で製造された清酒及び本格焼酎の品質評価を通じて酒造技術の進歩と管内酒類の品質向上を図り、酒類業の発達に資することを目的として、毎年酒類鑑評会を開催しています。
本年の酒類鑑評会では、吟醸酒の部に50製造場から111点、純米酒の部に47製造場から83点、本格焼酎の部に39製造場から129点の出品があり、9月21日に本格焼酎、9月26日に純米酒、9月28日及び10月4日に吟醸酒の品質評価を行いました。

2 方法

評価にあたっては、次の点にポイントをおいて、品質評価を行っています。
部門 品質評価のポイント
吟醸酒  吟醸酒にふさわしい上品な香りであるか、味の調和がとれているか、香りと味のバランスに問題はないか。
純米酒  料理を食べながら飲用する食中酒にふさわしい味わいがあるか、なめらかさがあるか。
本格焼酎  麦、米等の原料の違い及び蒸留等の製造方法の違いによる品質特性を考慮し、個性と香りや味とのバランスがとれているか。

3 結果

入賞製造場名簿のとおりです。

(1) 吟醸酒の部

華やかな香りと熟成により生じたなめらかな味が調和し、香味のバランスの優れたものが多数見受けられました。なお、品質評価は吟醸酒と純米吟醸酒を区分し、あらかじめ分析した香気成分量別にグループ化して行いました。

(2) 純米酒の部

いずれも原料米の持つ旨味を有しつつ、それに加えて、深い味わいを有するものから口当たりが滑らかで後味のすっきりとしたものまで、多様でありながら、食中酒として飲用するにふさわしいものが多く見受けられました。なお、品質評価は43℃程度にお燗をした状態で行いました。

(3) 本格焼酎の部

常圧蒸留による香ばしい香りとコクのある旨味が調和したものや、減圧蒸留による軽快な香味を持った飲み易い製品を目指しているもの、またその中間のものまで様々な出品酒が見受けられました。それらは、原料、製造方法及び貯蔵方法などの違いに由来する特性がそれぞれ現れており、各製造場の個性が感じられました。なお、品質評価は透明グラスを用い、原料及び蒸留方法等を明示して行いました。

4 出品状況

(1) 吟醸酒の部

県名 吟醸酒 純米吟醸酒 合計
場数 点数 場数 点数 実場数 点数
福岡17(16)27(24)15(11)23(18)22(22)50(42)
佐賀18(17)26(26)11(11)16(15)20(18)42(41)
長崎7(8)12(13)5(5)7(7)8(9)19(20)
42(41)65(63)31(27)46(40)50(49)111(103)
( )内は前年実績

(2) 純米酒の部

県名 場数 点数
福岡23(22)43(40)
佐賀17(17)28(29)
長崎7(7)12(12)
47(46)83(81)
( )内は前年実績

(3) 本格焼酎の部

県名 麦製 米製 ※その他製 長期貯蔵酒 合計
場数 点数 場数 点数 場数 点数 場数 点数 実場数 点数
福岡1425710142211182175
佐賀34123412412
長崎111822588141442
284710142234203439129
  • ※ その他製焼酎の原料別内訳(場数/点数)
     酒粕(11/15)、甘藷(6/8)、そば(2/3)、ごま(1/2)、にんじん(1/2)、くず(1/1)、しそ(1/1)、じゃがいも(1/1)、ひえ(1/1)、ひし(1/1)
    • (注)酒粕には吟醸粕を含みます。

(参考:前年実績)

県名 麦製 米製 その他製 長期貯蔵酒 合計
場数 点数 場数 点数 場数 点数 場数 点数 実場数 点数
福岡142878142212202078
佐賀34123312511
長崎12172261011171546
294910122335243940135