平成25年9月
高松国税局

高松国税局では、期限内収納の確保に努めるとともに、滞納となったものについては滞納処分を実施するなどにより確実な徴収に努めています。
 今般、平成24年度租税滞納状況がまとまりましたので報告します。

平成24年度租税滞納状況

(単位:百万円)
  A B C D(A+B-C)
平成23年度末滞納整理中のものの額(前期繰越額) 新規発生滞納額 整理済額 平成24年度末滞納整理中のものの額(次期繰越額)
全税目 (95.6%) (83.8%) (91.6%) (89.3%)
11,930 8,326 9,608 10,648
うち消費税 (91.3%) (94.7%) (95.0%) (90.5%)
3,691 4,893 5,242 3,342

(注)

  • 1 新規発生滞納額とは、国税が納期限までに納付されず、督促状が発付されたものをいいます。
  • 2 括弧内の数値は、対前年度比です。
  • 3 地方消費税を除いています。
  • 4 平成25年4月及び5月に督促状を発付した滞納のうち、その国税の所属年度(納税義務が成立した日の属する年度)が平成24年度所属となるものを含んでいます。
  • 5 各々の計数において、百万円未満を四捨五入したため、合計とは一致しない場合があります。

1 新規発生滞納額

平成24年度の新規発生滞納額(平成24年度に新たに滞納となったものの額)は、83億26百万円で、平成23年度(99億38百万円)より16億12百万円減少(16.2%減)し、2年連続で前年度を下回っています。
 また、滞納発生割合(新規発生滞納額/徴収決定済額)は、0.9%であり、過去最低の水準となっています。

2 整理済額

平成24年度の整理済額は、96億8百万円で、平成23年度(104億84百万円)より8億76百万円減少(8.4%減)しましたが、新規発生滞納額(83億26百万円)を12億82百万円上回っています。

3 滞納整理中のものの額(滞納残高)

平成24年度の滞納整理中のものの額は、106億48百万円で、平成23年度(119億30百万円)より12億82百万円減少(10.7%減)しています。
 これにより、滞納整理中のものの額は、平成14年度以降11年連続減少しました。
 また、滞納整理中のものの額は、ピーク時(平成10年度)と比較して34.5%に減少し、10年前(平成14年度)と比較して39.7%に減少しています。

税目別の租税滞納状況

(単位:百万円、%)
  区分 A B C D(A+B-C)
税目 年度 前年度末滞納整理中のものの額(前期繰越額) 新規発生滞納額 整理済額 本年度末滞納整理中のものの額(次期繰越額)
全税目合計 23 12,476 9,938 10,484 11,930
24   (83.8) (91.6) (89.3)
11,930 8,326 9,608 10,648
税目別の内訳 源泉所得税 23 1,024 571 699 896
24   (92.5) (82.4) (94.6)
896 528 576 848
申告所得税 23 4,141 1,820 1,930 4,031
24   (84.7) (87.7) (96.3)
4,031 1,542 1,693 3,880
法人税 23 2,370 1,670 1,528 2,512
24   (41.2) (81.9) (77.5)
2,512 688 1,252 1,947
相続税 23 881 707 804 784
24   (94.5) (103.7) (78.8)
784 668 834 618
消費税 23 4,041 5,167 5,517 3,691
24   (94.7) (95.0) (90.5)
3,691 4,893 5,242 3,342
その他税目 23 20 3 6 16
24   (266.7) (200.0) (87.5)
16 8 12 14

(注)

  • 1 括弧内の数値は、対前年度比です。
  • 2 地方消費税を除いています。
  • 3 各々の計数において、百万円未満を四捨五入したため、合計とは一致しない場合があります。