平成23年10月
高松国税局

四国の消費数量は、26万1,169キロリットルで、前年度に比べ0.7%(1,896キロリットル)の減少

平成22年度(平成22年4月から平成23年3月)における四国の消費数量は、26万1,169キロリットル(1.8リットル瓶換算で1億4,509万本、ビール大瓶(633ミリリットル)換算で4億1,259万本)で、前年度(26万3,065キロリットル)に比べて1,896 キロリットル、0.7%減少した。
 消費数量の減少は、平成20年度より3年連続となっている。

県別では、徳島県、高知県は増加したが、香川県、愛媛県は減少
消費数量が多いのは、愛媛県、高知県、香川県、徳島県の順

県別の消費数量では、徳島県は4万6,812キロリットル(前年度比1.5%増)で前年度に続き増加し、高知県も6万4,108 キロリットル(前年度比1.6%増)と増加した。一方、香川県は6万431キロリットル(前年度比1.4%減)、愛媛県は8万9,818キロリットル(前年度比2.9%減)と2県では減少した。
 なお、消費数量が多い県は、愛媛県をトップに、高知県、香川県、徳島県の順となっている。

清酒、ビール、発泡酒は引き続き減少傾向であるが、ウイスキー及びブランデー、スピリッツ、リキュールは増加傾向が続いている

主な品目別の消費数量では、清酒は1万9,408キロリットル(前年度比3.9%減)、しようちゆうは2万6,033キロリットル(前年度比2.7%減)、ビ−ルは8万3,911キロリットル(前年度比4.3%減)、発泡酒は3万8,416キロリットル(前年度比11.4%減)と引き続き減少した。
 これに対して、果実酒及び甘味果実酒が4,004キロリットル(前年度比6.5%増)、ウイスキー及びブランデーが2,081キロリットル(前年度比8.8%増)、スピリッツが5,499キロリットル(前年度比13.4%増)、リキュールは4万6,984キロリットル(前年度比14.7%増)と前年度に続き増加し、その他の醸造酒については2万9,283キロリットル(前年度比3.6%増)と4年ぶりに増加した。

成人一人当たりの消費数量は、高知県が99.9リットルでトップ

四国の成人一人当たりの消費数量は78.5リットルで、前年度に比べて0.3リットル減少した。
 主な品目別の成人一人当たりの消費数量は、清酒は5.8リットル(1.8リットル瓶換算 3.2本)、しようちゆうは7.8リットル(1.8リットル瓶換算 4.3本)、ビールは25.2リットル(大瓶(633ミリリットル)換算 39.8本)、果実酒及び甘味果実酒は1.2リットル(720ミリリットル瓶換算 1.7本)、ウイスキー及びブランデーは0.6リットル(750ミリリットル瓶換算0.8本)、発泡酒は11.5リットル(350ミリリットル缶換算 32.9缶)、その他の醸造酒は8.8リットル(350ミリリットル缶換算25.1缶)、リキュールは14.1リットル(350ミリリットル缶換算 40.3缶)である。
 また、県別の成人一人当たりの消費数量は、高知県の99.9リットルをトップに、愛媛県の75.0リットル、香川県の72.9リットル、徳島県の71.0リットルの順となっている。