○ 仙台国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人など、「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成30事務年度においても積極的に取り組んでいます。

○ 平成29事務年度における実地調査(特別・一般)の件数は、199件(前年比186.0%)、追徴税額は総額で5億3千3百万円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は268万円で、所得税の実地調査(特別・一般)全体の1件当たりの追徴税額148万円の約1.8倍となっています。

富裕層に対する調査状況

(参考)

事務年度等 28事務年度 29事務年度     29事務年度実地調査
(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 107 199 186.0% 3,427
申告漏れ等の非違件数 93 167 179.6% 2,950
申告漏れ所得金額 百万円 521 1,674 321.3% 28,025
追徴税額 百万円 206 533 258.7% 5,055
1件当たり 申告漏れ所得金額 万円 487 841 172.7% 818
追徴税額 万円 193 268 138.9% 148