開催日及び場所 | 平成28年3月22日(火)札幌第2合同庁舎 札幌国税局 第一会議室 | |||
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委員 | 委員長 | 池田 茂(池田茂法律事務所・弁護士) | ||
委員 | 石若 保志(新日本有限責任監査法人・公認会計士) | |||
委員 | 岸本 太樹(北海道大学大学院法学研究科・教授) | |||
審議対象期間 | 平成27年10月1日(木)から平成27年12月31日(木) | |||
契約の現状の説明 | 審議対象期間の契約一覧について(別紙参照) | |||
抽出案件 | 4件 | (備考) | ||
競争入札(公共工事) | 1件 | 契約件名 | : | 札幌東税務署 外壁改修工事 |
契約相手方 | : | 株式会社ナルミ | ||
契約金額 | : | 5,940,000円 | ||
契約締結日 | : | 平成27年10月6日 | ||
担当部局 | : | 札幌国税局 | ||
随意契約(公共工事) | -件 | |||
競争入札(物品役務等) | 3件 | 契約件名 | : | 国有財産測量業務(札幌市西区八軒1条西4丁目95番34ほか2工区) |
契約相手方 | : | 株式会社中田測量 | ||
契約金額 | : | 1,620,000円 | ||
契約締結日 | : | 平成27年10月8日 | ||
担当部局 | : | 北海道財務局 | ||
契約件名 | : | 札幌第1合同庁舎の構内除雪及び排雪運搬業務(単価契約) | ||
契約相手方 | : | 株式会社横山造園 | ||
予定調達総額 | : | 4,187,700円 | ||
契約締結日 | : | 平成27年11月25日 | ||
担当部局 | : | 北海道財務局 | ||
契約件名 | : | 函館税関監視艇建造 | ||
契約相手方 | : | 瀬戸内クラフト株式会社 | ||
契約金額 | : | 454,896,000円 | ||
契約締結日 | : | 平成27年11月10日 | ||
担当部局 | : | 函館税関 | ||
随意契約(物品役務等) | -件 | |||
応札(応募)業者数1者関連 | 2件 | 契約件名 | : | 札幌第1合同庁舎の構内除雪及び排雪運搬業務(単価契約) |
契約件名 | : | 函館税関監視艇建造 | ||
委員からの意見・質問、 それに対する回答 | 別紙のとおり | |||
委員会による意見の具申 | なし |
意見・質問 | 回答 | |||||||||||||||
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【事案1】
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低落札率となった理由は。 | 低落札率については、業者が測量対象地周辺における測量実績があり、また、他の測量業者から測量成果が入手可能であったこと、更には、本契約の施工期間が当該者の閑散期に重なったこともあり受注に積極的だったことから、入札価格が抑制されたもの。 | |||||||||||||||
予定価格が面積等から容易に推測可能なものであれば、非公開とする考えはないのか。 | 測量業務の積算については、測量する際の基準となる三角点やトラバー点の選定など対象となる土地毎に非常に個別性が強く、推測される恐れがないことから公表している。 | |||||||||||||||
予定価格を設定する際に業者から参考見積を入手するのか。 |
測量業務の予定価格については、業者からの参考見積は入手せず、内部通達の単価を用いて積算した金額を採用している。 なお、当該内部通達の単価については、28年度以降見直しを行う予定です。 |
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【事案2】
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1者応札となった理由は。 | 当該業務の作業日は、天候に左右されるものの、契約期間中はいつでも対応できるよう機材や運転手などの業務体制を整えておく必要があること。また、最近では除排雪業の主たる担い手となる土木関連業者数や若手従事者の成り手が減少していることや、当庁舎の近隣にはマンション、テナントビルなどへの騒音等の配慮も必要で作業時間を限定せざるを得ないこと、が影響したもの。 | |||||||||||||||
契約相手方は何年連続で当該業務を行っているのか。 | 本件に係る文書の保存期間となる5年分をみると連続して当該業者が業務を行っている。 | |||||||||||||||
再度入札を4回実施しているが同一日に行ったのか。 | 入札執行官の判断により同一日に再度入札を4回実施したもの。 | |||||||||||||||
通常の除雪業務に比べ厳しい作業内容と考えるが、当該業務の予定価格に加味されているのか。 | 当該業務は単価契約であり、積算の単価は、他省庁で公表される使用機材単価を採用している。なお、当該単価(1時間当たり)については、機械損料、運転経費、燃料費、消耗部品費などから算定された総合的な単価となっている。 | |||||||||||||||
【事案3】
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監視艇は何年ぐらいで交換するのか。 | 耐用年数が20年であることから、20年経過を目途に建造している。 | |||||||||||||||
本案件の入札対象となる競争参加資格がAからCの業者は何者ぐらいか。また、今回1者応札となった経緯を教えていただきたい。 | 全国で何者ぐらいあるかは把握していない。監視艇は高速艇であることから、高い技術力や実績が必要となる。過去には複数者応札もあったが、今回は結果的に1者応札となった。 | |||||||||||||||
予定価格の積算は、本体、部品、レーダー等を積み上げて価格設定しているのか。 | そのとおりである。 | |||||||||||||||
予定価格の積算に業者の見積りをとっているのか。 | 建造に当たっては、事前に専門家に設計業務を委託しており、その設計者が仕様書、設計図、船価調書を作成する。この船価調書から予定価格を積算している。 | |||||||||||||||
契約金額の内訳を示していただきたい。 | 契約金額の内訳資料は持参していない。 | |||||||||||||||
【事案4】
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入札辞退の者がいるが、その理由は何か。 | 現場代理人の確保及び工事の施工に必要な人員の確保ができなかったと聞いている。 | |||||||||||||||
変更契約で外壁目地のシーリング工事を追加した理由は何か。また、なぜ設計段階で気付かなかったのか。 | 外壁目地のシーリングの劣化は、設計事務所が行った設計段階の地上からの目視による調査では確認できなかったが、工事に着工した時点で高所の部分での劣化が認められた。 このため、一部の劣化であるものの、築16年と、部位による経年数の差はなく庁舎全体の劣化が見込まれることから、安全な庁舎の維持管理のため工事を追加した。 |
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設計を委託した設計事務所の調査方法に問題はなかったのか。 |
設計事務所の行う調査については、専門家が行う業務という認識の下、その調査方法について特に詳細な指示はしていない。 今後は過去の同様の工事での課題を抽出し、その情報を共有した上で、委託業者と現地確認を行いたい。 |