1 e-Taxの利用状況

平成30年度における法人税の申告のe-Tax利用件数は353,746件で、前年度に比べて23,683件増加している。
 また、e-Tax利用率は85.0%で、前年度(80.5%)に比べて4.5ポイント上昇している。

○ e-Taxの利用状況
年度等 29 30
項目 件数等 件数等 増減 対前年比
利用件数
330,063 353,746 +23,683 107.2
利用率   ポイント
80.5 85.0 +4.5

2 利便性向上施策

より多くの納税者の方々にe-Taxをご利用いただくため、1「提出情報等のスリム化」、2「データ形式の柔軟化」、3「提出方法の拡充」、4「提出先の一元化」、5「認証手続の簡便化」等の施策を順次実施していくこととしている。
 なお、既に実施した主な施策としては次のものがある。

  • (1) 法人の役員・社員の電子署名によりe-Taxの利用が可能に
       平成30年4月から、法人のe-Tax利用においては、代表者の電子署名に代えて、電子委任状を添付することにより、当該法人の役員・社員の電子署名によることが可能になった。
  • (2) 法人税申告書別表などのデータ形式が柔軟に
       令和元年5月から、e-Taxの利用に当たり、法人税申告書別表(明細記載を要する部分)・勘定科目内訳明細書のデータをエクセル等で作成可能なCSV形式による提出が可能になった。