開催日及び場所 | 平成20年2月12日(火) 大阪国税局会議室 | |
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委員 | 委員 尾崎 雅俊 (辰野・尾崎・藤井法律事務所・弁護士) 委員 久保 宏之 (関西大学大学院法務研究科 教授) 委員 松川 正毅 (大阪大学大学院高等司法研究科 教授) |
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審議対象期間 | 平成19年4月1日(日) 〜 平成19年9月30日(日) | |
委員長及び抽出委員の抽出 | 委員の互選により松川委員が委員長に決定。 また、久保委員を抽出委員に指定。 |
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契約の現状の説明 | 1 契約の現状 2 審議対象期間の契約一覧について |
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抽出案件 | 4件 | (備考) |
競争入札(公共工事) | 1件 | 契約件名:宇治税務署ほか3署窓建具改修工事 契約相手方:辻岡土木建設株式会社 契約金額:71,400,000円 契約締結日:19年7月23日 担当部局:大阪国税局 |
随意契約(公共工事) | −件 | |
競争入札(物品役務等) | 1件 | 契約件名:埠頭監視カメラシステムの保守 契約相手方:三菱電機株式会社関西支社 契約金額:18,375,000円 契約締結日:19年4月2日 担当部局:神戸税関 |
随意契約(物品役務等) | 2件 | 契約件名:普通財産業務委託 契約相手方:大物不動産株式会社 契約金額:141,133,501円(単価契約予定調達総額) 契約締結日:19年4月2日 担当部局:近畿財務局 |
契約件名:コンテナ貨物大型X線検査機器賃貸借契約 契約相手方:株式会社IHI関西支社、株式会社ティ・エフ・アイ 契約金額:145,341,966円 契約締結日:19年4月2日 担当部局:大阪税関 |
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応札(応募)業者数1者関連 | 1件 | 競争入札(物品役務等)に同じ |
委員からの意見・質問、 それに対する回答等 |
下記のとおり | |
委員会による意見の 具申又は勧告の内容 |
なし |
意見・質問 | 回答 | ||||||||
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「審議対象期間の契約一覧について」 | |||||||||
随意契約が結構多いという印象を持ったが、これは将来的には、減少する傾向にあるのか。それとも、この割合が継続していくこととなるのか、今後の見通しをお聞きしたい。 | 随意契約については、公共工事では少額のものだけとなっており、物品、役務関係についても、すでに今回の審議対象期間以降の契約では、随意契約であったものを競争入札、公募を実施している。残っているものについても、20年度以降、一般競争入札等へ移行していこうということで取り組んでいる。 | ||||||||
質の確保ということは、どのようにやっているのか。資格基準を設けていくということになるのか。 | 調達担当部署では、仕様書の内容をどのようにするかということについて、日夜、検討を行っている状況であると思う。それがないと、質を担保し、安かろう悪かろうを防止することができないので、努力するしかないという状況である。 | ||||||||
「普通財産業務委託」 | |||||||||
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平成19年度の契約内容は、18年度と全く同じという理解でよいのか。 | 更新契約であり、 同じである。 | ||||||||
平成18年度の企画競争を実施した際の応募業者数はどのくらいか。 | 1者である。 | ||||||||
公告の13項に「ただし業務の履行状況を勘案し、3年間を限度として更新する」との規定があるが、業務の履行状況とは、具体的には何か。 | 処理遅延により国の業務が滞った場合や苦情、トラブル発生の有無などである。 | ||||||||
特に問題がなかったということなのか。 | 問題はなかったと認識している。 | ||||||||
随意契約の理由について、競争を許さないことから会計法29条の3第4項に該当するためとのことであるが、平成18年度の企画競争により選定した業者と契約し、特に問題がなかったため、更新したようにも思えるが、このような場合、競争を許さないということで随意契約ができるという考え方なのか。 | 契約は単年度であるが、公告において、「ただし業務の履行状況を勘案し、3年間を限度として更新する」ということになっており、企画競争の説明会においてもそのように説明し、これに基づいて業者を選定しているが、背景として、国有普通財産の業務については、従来、国が行ってきたが、次第に外部委託する流れになってきており、特に平成11年度の閣議決定以降は、国が関与する業務が限定され、それ以外は原則、外部委託していくというように変化してきている。 今回の調達方法は、財務省通達に基づいて、1年目で企画競争を実施して契約先を選定し、その後2年間は業務上の支障がない限りにおいては、それを更新していくという方針で行われている。企画競争については15年度から導入され、最初の業者の選定が行われた。そして、18年度に2回目の企画競争を実施し業者選定を行っている。19年度は2年目である。 なお、21年度からは、総合評価方式の一般競争入札に変えるという方針が決定している。 | ||||||||
「埠頭監視カメラシステムの保守」 | |||||||||
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埠頭カメラの耐用年数は何年か。 | 運用上明確な耐用年数は設定しておらず、使用可能であれば継続して使用しているのが現状である。 | ||||||||
埠頭カメラは買取とのことであるが、システムの内容は作ったメーカーでないとよくわからないので、買取ってしまうと、保守契約は開発者との契約になる可能性が高いのではないか。 | そのような可能性はあるかもしれないが、19年度は、システム等詳細について、開発者からの情報開示が可能であったため入札を実施した。入札説明時には3者参入していたが、結果的に開発者1者のみの応札となった。20年度の契約については公募を実施したところである。 |